アクセルマーク、IoT事業の「積雪深自動モニタリングシステム YUKIMI」を会社分割でMomoに9月16日付で承継

アクセルマーク<3624>は、7月10日、IoT事業が取り扱う「積雪深自動モニタリングシステム YUKIMI」に関する事業を会社分割（吸収分割）により、IoT事業を手掛けるMomoに9月16日付で承継することを発表した。

なお、承継に伴いアクセルマークはMomoから対価を受け取る予定だが、具体的な内容は非開示としている。

同社グループは、広告事業を取り巻く事業環境の悪化を受け、「トレカ事業の拡大」および「ヘルスケア事業の拡大」を成長戦略とした、抜本的かつ積極的な事業構造の転換、経営資源の効率化・集中化を推し進めている。このような状況のなか、同社は対象事業におけるさらなる成長と発展を見据えた際、より専門性とリソースを有する企業において事業を継続・拡大していくことが、対象事業にとって最良の選択であると判断した。

承継会社であるMomoは、これまでコスト面や開発難度の高さによって導入ハードルの高かったIoTシステム構築を、専門知識不要なレベルまで簡易化した独自のIoTプラットフォーム「Palette IoT」を主要プロダクトとする企業。同社は、中長期的な視点から対象事業の強化および提供価値の拡大を図るため、運営ノウハウを有するMomoとの協議を重ねた結果、対象事業を同社へ承継することを決定した。

なお、この会社分割が、アクセルマークの2025年9月期の業績に与える影響は軽微としている。