モバイルファクトリー、2Q(1～6月)決算は売上高2％増、営業益12％増　過去最高の営業益を更新　『駅メモ！』で積極的な広告投資を展開

• モバイルファクトリー<3912>は、7月25日、2025年12月期の第2四半期累計（1～6月）の連結決算を発表、増収増益を達成し、累計期間として過去最高の営業利益を達成した。

  売上高16億5600万円（前年同期比2.6％増）
  営業利益5億4700万円（同12.4％増）
  経常利益5億4800万円（同12.8％増）
  最終利益3億8500万円（同17.4％増）

  主なセグメントごとの状況は以下のとおり。

  ①モバイルゲーム事業　売上高15億2600万円（前年同期比4.0％増）、セグメント利益4億5400万円（同6.7％増）
  主力サービスの位置情報連動型ゲームでは、バトルイベント施策などが好調に推移し、売上高をはじめ各利益段階において前年同期を上回る結果となった。また、モバイルゲーム事業の主力サービス『駅メモ！（ステーションメモリーズ！）』においては、短期方針に基づき引き続き広告宣伝費への積極投資を行い、ユーザー基盤の強化を図った。

  『駅メモ！』は、新たな収益機会の創出として「アクセサリーガチャ」の販売を開始した。また、ライフログ機能強化の一環として新たに「写真の記録機能」を実装した。本機能は、訪れた駅の思い出を写真として記録・保存できる機能であり、ユーザーの旅の記録をライフログとして蓄積し、サービスをより長期的に楽しんでもらうことを目的としている。今後も地方自治体や鉄道事業者との協業、新機能の開発を通じてサービス価値の向上に努めていく。

  ②コンテンツ事業　売上高1億2900万円（同11.8％減）、セグメント利益9600万円（同12.7％減）
  自社で運営している各着信メロディサービスの課金会員数は緩やかに減少した。

• ■通期業績予想は変更なし
  

• 2025年12月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。

  売上高34億7000万円（前年同期比4.6％増）
  営業利益10億2000万円（同3.6％減）
  経常利益10億1900万円（同3.6％減）
  最終利益7億500万円（同0.9％増）

※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。