【GooglePlay(8/16～8/22)】『FGO』が今週も独走、16日連続の首位と圧倒的強さを発揮　注目は『原神』と「ポケモンタイトル」の今後の動向

25年8月16日～22日のGoogle Play売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、1週間のまとめからみていきたい。

【『Fate/Grand Order』が首位を堅持】
『Fate/Grand Order』は8月13日から開催されている期間限定イベント「カルデア・U-サマーアイランド ～大統領は夏の夢を見るか?～」と、それに伴う水着サーヴァントの期間限定召喚が好調で、今週も1週間を通して首位を維持した。16日連続の首位となった。

【『ウマ娘 プリティーダービー』と『プロ野球スピリッツA』が大きく順位を上げる】
週初めの8月18日には、『ウマ娘 プリティーダービー』が新育成ウマ娘「ヴィブロス」登場などで11位に急上昇し、『プロ野球スピリッツA』も「2025 プロスピセレクション10 Years Selects」の登場で13位に飛び込んだ。両タイトルとも週を通して上位をキープしている。

【「ポケモン」関連タイトルと『原神』が上昇傾向】
『Pokémon TCG Pocket』と『Pokémon GO』は、週後半にかけて順位を上げ、特に『Pokémon GO』は「ポケモンワールドチャンピオンシップス2025」関連イベントや「Pokémon GO Fest 2025:マックスフィナーレ」開催などで大きくランクアップした。『Pokémon TCG Pocket』はアップデートを控えている。『原神』も8月19日からの限定★5 キャラクター登場イベント祈願により、8月21日、22日と順位を上げている。

平日朝の状況は以下のとおり。

■ 25年8月18日 (月)
■ 25年8月19日 (火)
■ 25年8月20日 (水)
■ 25年8月21日 (木)
■ 25年8月22日 (金)

■ 25年8月18日 (月)

8月18日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』の首位が続いた。

上位陣では、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が11位に急上昇してきた。『ウマ娘』は、8月14日12時より、新登場の育成ウマ娘「★3 [Éclat d'été]ヴィブロス」がピックアップされた「ピックアップ プリティーダービーガチャ」と、「4.5th Anniv.セレクトピックアップ サポートカードガチャ」を開催していることなどが売上に貢献しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、コナミデジタルエンタテインメントの『プロ野球スピリッツA』が13位に飛び込んできた。『プロスピA』は、8月15日より、これまでプロスピセレクションを彩ってきた選手たちが最大スピリッツ5000の強力な選手となった「2025 プロスピセレクション10 Years Selects」が新登場していることなどが今回の順位上昇の原動力となっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、LINEヤフー<4689>とNHN PlayArtの『LINE：ディズニー ツムツム』や、Century Gamesの『キングショット』などがトップ30に復帰した。

■ 25年8月19日 (火)

8月19日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、上位7タイトルの順位に動きはなく、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープした。

『FGO』は、8月13日20時より、夏の期間限定イベント「カルデア・U-サマーアイランド ～大統領は夏の夢を見るか?～」を開催しており、イベントに登場する水着サーヴァント6騎がピックアップされた3種類の期間限定召喚を順次開催していることなどが足元の売上に大きく寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、Yostarの『アズールレーン』が前日の32位から26位に上昇し、トップ30圏内に復帰した。『アズールレーン』は、8月14日のメンテナンス後より、イベント「淵層界の秘密」を開催するとともに、期間限定建造にSSR巡洋戦艦「マッセナ」、SSR軽空母「ボア・ベロー」、SR重巡洋艦「デュケーヌ」がピックアップで登場していることなどが今回順位上昇の原動力となっているもようだ。

出所：Sensor Tower

■ 25年8月20日 (水)

8月20日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、トップ30圏内の順位に変動はなく、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』の首位が続いた。

有料ランキングに目を移してみると、カイロソフトが8月5日にリリースした新作『魔王城ものがたり』が2位にランクインしている。本作は、辺境の廃れた城城を恐ろしい魔王城へと育て上げ、モンスターを迎え入れ、冒険者を迎え撃つダンジョン経営シミュレーションゲーム。真の魔王となり、すべてのモンスターを従えることが目標となる。

カイロソフトならではのドット絵のシミュレーションゲームであり、安定した人気を集めているもようだ。

■ 25年8月21日 (木)

8月21日9時35分現在のGoogle Playのセールスランキング(ゲームカテゴリー)は、FGO PROJECT『Fate/Grand Order』が首位を堅持した。Sensor Tower(センサータワー)の集計によると、これで14日連続の首位となった。

 出所：Sensor Tower(センサータワー)

上位4タイトルの顔ぶれに変化はなかったものの、『Pokémon TCG Pocket』と『Pokémon GO』が5位、6位とそれぞれランクアップ。11ランクアップと大きく順位を上げた『Pokémon GO』は先週末は「ポケモンワールドチャンピオンシップス2025」にちなんだイベント、今週末は「Pokémon GO Fest 2025：マックスフィナーレ」を開催するなど盛り上がりを見せており、さらなるランクアップが期待される。

 出所：Sensor Tower(センサータワー)

また、HoYoverse『原神』が19位にランクアップした。限定★5 キャラクター「ムアラニ（水）」、「チャスカ（風）」などが登場するイベント祈願を8月19日より開始しており、売上を伸ばしている模様だ。こちらも初動とみられ、さらなる伸びが見込まれる。

 出所：Sensor Tower(センサータワー)

■ 25年8月22日 (金)

8月22日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープした。

ランキングの動きで目立ったのは、前日の19位から12位に上昇したHoYoverseの『原神（げんしん）』だ。『原神』は、8月19日19時より、限定★5 キャラクター「ムアラニ（水）」や「チャスカ（風）」などが登場したイベント祈願を開催していることが売上に大きく寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、NEOWIZの『ブラウンダスト2』が30位とトップ30圏内に復帰した。『ブラウンダスト2』は、8月21日9時より、[復刻]コスチューム「ビーチバカンス モルフェア」と専用装備「ラ・ヒプノス」がピックアップに登場しており、ここからさらに上位をうかがうことになるのか注目されるところだ。

出所：Sensor Tower