東京ゲームショウ2025が史上最大規模で開幕 47の国・地域から1136の企業・団体が出展

コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、本日9月25日より、世界最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ2025(TGS2025)」を千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。47の国と地域から過去最多となる1136の企業・団体が出展し、会場規模・出展数ともに歴代最大の開催となる。ゲーム業界の最新動向を示すイベントとして、ビジネス面・エンターテインメント面の双方で例年以上の注目を集めそうだ。
■ 過去最多の出展規模
今年の出展社数は1136社で、前年(985社)を大幅に上回った。出展小間数は4157(前年3252)、出展国・地域は47(前年44)と、いずれも過去最多を更新。国内出展社は521社に達し、前年から約15%増加している。
主な内訳では、一般展示が335社、インディーゲームコーナーが294社、ビジネスソリューションコーナーが133社、AIテクノロジーパビリオンが15社(前年9社から増加)、ビジネスミーティングエリアが177社(前年116社から増加)となり、幅広い分野で規模が拡大した。
【コーナー・エリア別出展社数】(カッコ内は昨年実績)
・一般展示:335(260)
・スマートフォンゲームコーナー:13(24)
・ゲーミングハードウェアコーナー:62(43)
・ゲーミングライフスタイルコーナー:11(15)
・AR/VR コーナー:16(21)
・e スポーツコーナー:6(8)
・インディーゲームコーナー:294(220)
・SELECTED INDIE 80:80(81)
・オールエクセシビリティコーナー:3(-)
・ゲームアカデミーコーナー:65(56)
・物販コーナー:45(36)
・ビジネスソリューションコーナー:133(162)
・AI テクノロジーパビリオン:15(9)
・ビジネスミーティングエリア:177(116)
・ファミリーゲームパーク:13(13)
■ 開催日程と会場構成
開催期間は9月25日(木)と26日(金)がビジネスデイ、27日(土)と28日(日)が一般公開日。一般公開日の開場時間は27日が9時30分~17時、28日が9時30分~16時30分で、混雑状況によっては30分早まる場合がある。
会場は幕張メッセの展示ホール1~11、国際会議場、イベントホールを使用し、広大なスペースを活用する。

■ 入場方法と規制
今年からビジネスデイにも手荷物検査が導入され、正面広場での検査後、中央モールで受付を済ませて1ホールから入場する流れとなる。
一般公開日は、1~8ホール入場口と9~11ホール入場口に分かれ、それぞれで手荷物検査が行われる。混雑緩和のため、会場は「1~3ホール」「4~6ホール」「7~8ホール」「9~11ホール」の4つのエリアに区分され、規定人数に達した場合は入場制限が実施される。ただし、試遊予約券やステージ観覧予約券を持つ来場者は優先的に入場できる仕組みが導入されている。
■ 試遊と年齢制限
出展タイトルのうち「Z区分」相当の作品については、18歳以上のみ試遊可能。来場者は運転免許証やパスポート、学生証などの年齢確認書類の提示が求められる。
■ SNSキャンペーンも実施
さらに公式X(旧Twitter)では、「#TGS2025」を付けて感想や写真を投稿すると、抽選で5名に公式グッズのスペシャルセットが当たるSNSキャンペーンも開催。期間は9月25日0時から9月28日23時59分までで、発送は日本国内限定となる。
会社情報
- 会社名
- 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)