Steam(11/8～11/14)売上ランキング振り返り…『ARC Raiders』が3日、『イナズマイレブン 英雄たちのVR』が4日首位と分け合う

25年11月8日～14日のSteam売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、首位獲得タイトルと日数は以下の通り。

・ARC Raiders：3日
・イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード：4日

平日朝の状況は以下のとおり。

■ 25年11月10日 (月)
■ 25年11月11日 (火)
■ 25年11月12日 (水)
■ 25年11月13日 (木)
■ 25年11月14日 (金)

■ 25年11月10日 (月)

11月10日9時50分現在の国内Steam売上ランキングは、ネクソン系のEmbark Studiosが開発する『ARC Raiders』が首位をキープ。週末もポジションを維持しており、これで10日連続となった。グローバルでも首位が続いている。この勢いは衰えていないようだ。Steamdbによると、最大同時接続者数はこの週末に46万人を突破し過去最高を更新したとのこと。『Counter-Strike 2』が2位、『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』が3位と続いた。

コナミデジタルエンタテインメント『Yu-Gi-Oh! Master Duel』が41位から9位にランクアップした。新作やセールタイトルが順位を伸ばす中、週末には一時TOP5に入る場面もあった。先週末より、新セレクションパック「フューチャー・ビギンズ・ゼロ」とともに、シークレットパック「閃刀覚醒」「時空逆巻く銀河」「魂に刻みし契約」「極限の一太刀」の提供を開始しており、売上を伸ばした模様だ。

このほか、KRAFTONの新作『マイリトルパピー』が15位に登場した。先週末時点でTOP10に入っていた。「人がこの世を去るとき、先に旅立った犬が飼い主を迎えに来てくれる」という韓国のことわざから着想を得たストーリー重視のアドベンチャーゲームで、ユーザーレビューも「圧倒的に好評」と高く評価されている。

■ 25年11月11日 (火)

11月11日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、レベルファイブ『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』が首位を獲得した。収集・育成サッカーRPG「イナズマイレブン」シリーズ最新作だが、11月14日の発売に先立っていち早くゲームが楽しめる「アドバンスドアクセス」を実施している。ユーザーレビューは「圧倒的に好評」で、正式リリース後も好調なセールスが期待される。

同じ新作では、アクティビジョン・ブリザード『Call of Duty®: Black Ops 7』も9位とTOP10に入った。世界的な人気を誇る「Call of Duty」シリーズ最新作で、今回の舞台は2035年の近未来となる。革新的なCO-OPキャンペーンモードではエンドゲームを実装しているほか、伝説的なラウンドベースのゾンビモードもシリーズ史上最大のゾンビマップで復活するという。

また、Cygames『ウマ娘 プリティーダービー』が5位にランクアップした。新登場の育成ウマ娘として★3「ワンダーアキュート」が登場するプリティーダービーガチャとともに、SSR「ミホノブルボン」とSR「ホッコータルマエ」が登場するサポートカードガチャを開催しており、売上を伸ばしている模様だ。

このほか、コーエーテクモゲームス『DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation』もTOP100圏外から17位に急上昇を見せた。こちらは昨日11月10日より、「もうすぐ8周年！オーナー様応援キャンペーン」を開催している。

■ 25年11月12日 (水)

11月12日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、レベルファイブの新作『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』が首位をキープした。これで2日連続となる。11月14日の発売に向けて予約注文を伸ばしているようだ。

Enhance『Lumines Arise』が11位にランクインした。『テトリス® エフェクト・コネクテッド』のクリエイター陣が贈る、『Lumines (ルミネス)』シリーズを現代的に進化させた最新作とのこと。旧作の基本的なブロック落としパズルの仕組みを踏襲しつつ、最新の映像表現・音響演出・VR対応などを強化しており、「視覚・聴覚と操作が一体となる」体験を重視しているとのこと。

バンダイナムコエンターテインメントとフロム・ソフトウェア『ELDEN RING NIGHTREIGN The Forsaken Hollows』が17位に登場した。両社より12月4日より配信するとのアナウンスが行われた。ゲーム本編である『ELDEN RING NIGHTREIGN』が12位にランクアップした。

■ 25年11月13日 (木)

11月13日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、レベルファイブ『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』が首位をキープした。2位は『Counter-Strike 2』、3位は『ARC Raiders』で変わらず。前日、DLC「ELDEN RING NIGHTREIGN The Forsaken Hollows」のリリース日を発表した『ELDEN RING NIGHTREIGN』は4位まで浮上し、TOP3入りが再び視野に入ってきた。

こうしたなか、新作が複数ランキングに登場した。PLAYISM『Million Depth』が9位にランクイン。自分だけの武装をクラフトし、思考する時間停止バトルが特徴の深層墜下アクションストラテジー。主人公の少女「モマ」が“キミ”という人物を追い求めて100万階層ある地底世界「ミリオンデプス」に挑む内容となっている。

コーエーテクモゲームス『ライザのアトリエ ～常闇の女王と秘密の隠れ家～ DX』が14位、『ライザのアトリエ3 ～終わりの錬金術士と秘密の鍵～ DX』が15位、『ライザのアトリエ2 ～失われた伝承と秘密の妖精～ DX』が17位に入った。各隊シリーズタイトルに新たなストーリーやプレイアブルキャラクターの追加など新規要素を多数盛り込んだ、「秘密」シリーズの決定版となっている。

このほか、Ubisoftの戦略的都市建設ゲーム『Anno 117: Pax Romana』が20位にランクイン。都市を建設しながら、ローマの属州に影響力を拡大し、 経済力、外交スキル、または軍事力を駆使して統治し、ローマ帝国の形成・拡大を目指していく内容となっている。

■ 25年11月14日 (金)

11月14日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、レベルファイブ『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』が首位をキープした。これで4日連続となった。ユーザーレビューも「非常に好評」と高く評価されている。

Battlestate Gamesの新作『Escape from Tarkov』が3位にランクイン。ロシアの架空都市「タルコフ」を舞台にしたハードコアFPSで、リアルな銃撃戦、緊張感あふれるサバイバル、そして時には装備をすべて失う過酷なシステムが特徴。民間軍事会社の傭兵となり、物資を回収しながら紛争地域からの脱出を目指していく。

 505 Gamesの『Assetto Corsa Rally』も8位に登場した。Supernova Games Studiosが開発を手掛けるラリーシミュレーションゲームの最新作。シリーズで高く評価されてきたリアルなドライビング物理エンジンをベースに、ラリー特有のスピード・精度・対応力を融合した、臨場感あふれる本格的な走行体験を実現している。

運用型ゲームとしては、盛天ゲーム『星の翼』が6位にランクイン。前日57位から51ランクアップと大きく順位を上げた。昨日11月13日より、新たなキャラクターとして「深淵の歌霊セイレン」(cv:逢田梨香子)を追加するとともに、ピックアップ募集も開催しており、売上を伸ばしている模様だ。