GooglePlay(11/29～12/5)売上ランキング振り返り…『ラストウォー：サバイバル』が首位独走

25年11月29日～12月5日のGoogle Play売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、首位獲得タイトルと獲得日スは以下の通り。

・『ラストウォー：サバイバル』：7日

平日朝の状況は以下のとおり。

■ 25年12月1日 (月)
■ 25年12月2日 (火)
■ 25年12月3日 (水)
■ 25年12月4日 (木)
■ 25年12月5日 (金)

■ 25年12月1日 (月)

12月1日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FirstFunの『ラストウォー：サバイバル』が首位をキープした。

ランキングの動きで目立ったのは、13位に急上昇してきたスクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストウォーク』だ。『DQウォーク』は、11月27日より、イベント「ドラゴンクエストI＆II ReWALK」を開催するとともに、新スキル「シャイニングインパクト」を習得できる★5ぶき「ルビスの月斧」が登場した「アレフガルド再生ふくびき」を実施していることが売上に大きく貢献しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、ポノスの『にゃんこ大戦争』が18位に急浮上してきた。『にゃんこ大戦争』は、11月27日より、「13周年記念イベント」の第2弾を開始しており、その中で超激レア以上が必ず当たるガチャ「レジェンドガチャ」で使える「レジェンドチケット」を販売していることなどが今回の順位上昇につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、HaoPlayとサンボーンジャパンの『ドールズフロントライン2：エクシリウム』や、NHN PlayArtとドワンゴの『#コンパス 戦闘摂理解析システム』などがトップ30圏内に復帰した。

■ 25年12月2日 (火)

12月2日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、上位5タイトルの順位に動きがなく、FirstFunの『ラストウォー：サバイバル』の首位が続いた。

この日のランキングの動きで目立ったのは、前日の32位から6位に急上昇したバンダイナムコエンターテインメントの『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』だ。『ジージェネエターナル』は、メインステージに「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」を追加するとともに、UR「Ξガンダム（クスィーガンダム）(EX)」/UR「ハサウェイ・ノア」とUR「ペーネロペー(EX)」/UR「レーン・エイム」、URサポーター「ギギ・アンダルシア&ハウンゼン356便」などが新登場したピックアップガチャを開催していることが足元の売上に大きく貢献しているようだ。

なお、App Storeセールスランキングでは首位を獲得しており、Google Playでもさらに上位をうかがう展開となっていくのか、注目されるところ。

出所：Sensor Tower

■ 25年12月3日 (水)

12月3日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FirstFunの『ラストウォー：サバイバル』が首位をキープした。

ランキングの動きで目立ったのは、前日の71位から21位に急上昇したLINEヤフー<4689>とNHN PlayArtの『LINE：ディズニー ツムツム』だ。『ツムツム』は、12月1日より、12月の新ツムとしてディズニー映画最新作「ズートピア2」より「ジュディ&ニック」と「ゲイリー」が登場していることなどが足元の売上に大きく寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、コーエーテクモゲームスの『信長の野望 覇道』が前日の35位から27位に上昇し、トップ30圏内に復帰した。『信長の野望 覇道』は、12月1日にサービス開始3周年を迎えたことを記念した施策を展開しており、「限定登用・3周年」に新レアリティ「UR」の「帰蝶(UR)」が登場していることなどが今回の順位上昇につながっているもようだ。

出所：Sensor Tower

■ 25年12月4日 (木)

12月4日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FirstFunの『ラストウォー：サバイバル』の首位が続いた。

トップ10圏内では、MIXI<2121>の『モンスターストライク』が前日の5位から3位に上昇した。『モンスト』は、12月2日12時より、「モンストクリスマス2025」を開催しており、期間限定キャラの「ジャック・ザ・リッパーα」「パスカルα」「ジャヒーα」の3体がガチャに登場していることが売上に寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

ほか、C4 Connectの『放置少女〜百花繚乱の萌姫たち～』がトップ30圏内に復帰した。

■ 25年12月5日 (金)

12月5日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FirstFunの『ラストウォー：サバイバル』が首位をキープした。

ランキングの動きで目立ったのは、前日の31位から7位に急浮上したHoYoverseの『原神（げんしん）』だ。『原神』は、12月3日にバージョンLunaⅢ「北の果ての夜想詩」をリリースしており、その中で新★5「ドゥリン（炎）」が登場したイベント祈願・キャラクター「白より生まれ出づる赤」を実施していることなどが売上に大きく貢献しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、無料ランキングに目を移してみると、GOODROIDが12月3日にリリースしたばかりの新作『FAIRY TAIL 魔導士クロニクル』が17位にランクインした。本作は、人気漫画「FAIRY TAIL」を原作とするTVアニメを元にしたスマートフォン向けハイブリッドカジュアルゲーム。有力IPを活用したハイブリッドカジュアルゲームの事例として、今後どのような推移を見せていくのか、その動向が注目されるところだ。