Steam(12/20～12/26)売上ランキング振り返り…『ARC Raiders』が5日首位、『エーペックス』『鳴潮』も首位獲得

25年12月20日～26日のSteam売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、首位獲得タイトルと日数は以下の通り。

・『ARC Raiders』：5日
・『エーペックスレジェンズ』：1日
・『Wuthering Waves(鳴潮)』：1日

平日朝の状況は以下のとおり。

■ 25年12月22日 (月)
■ 25年12月23日 (火)
■ 25年12月24日 (水)
■ 25年12月25日 (木)
■ 25年12月26日 (金)

■ 25年12月22日 (月)

12月22日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、セールタイトルが上位20タイトル中16タイトルを占めた。ここ最近、セールタイトルは上がりづらくなっていたが、新作リリースが少ないこともあって、直近リリースタイトルやアップデートを実施したタイトルが上位を入った。Embark Studios『ARC Raiders』が20％OFFのセールを行っており、この週末も首位をキープしていた。『ELDEN RING NIGHTREIGN』が2位、『モンスターハンターワイルズ』が3位と続いた。

この日最も目立った動きとして、Cygames『ウマ娘 プリティーダービー』がTOP100圏外から4位に急上昇を見せた。新しい育成ウマ娘として、★3 「ステイゴールド」が登場する「プレミアム プリティーダービーガチャ」を開催しており、売上を伸ばしている模様だ。

■ 25年12月23日 (火)

12月23日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、ネクソン<3659>グループのEmbark Studiosが手掛ける『ARC Raiders』が首位をキープした。これで4日連続となった。『ELDEN RING NIGHTREIGN』が2位、『モンスターハンターワイルズ』が3位とTOP3は前日と同じだった。この日も13タイトルがセールを実施中だ。新作が少ないこともあって、セール効果が非常に大きい。とりわけ直近リリースされたり、DLCなどを配信したりしたタイトルは。

 NetEase Games『風燕伝:Where Winds Meet』が前日26位から14位に順位を上げてTOP20に復帰した。12月12日よりモバイル版のリリースとともにロードマップに従って「新年の朔風イベント」と「江湖の変装名人」を開催しているが、直近では冬至イベント「冬至の陽光」」を開催するとともに、「剣の試練「Scarlet Shock」」と新エリア「博浪の浜」を追加した。他のセールタイトルの勢いが落ち着いてきたこと、Steamアワード「高難易度のベストゲーム」部門へのノミネートでユーザーが増えたことが要因かもしれない。

このほか、KURO GAMES『Wuthering Waves(鳴潮)』も15位とTOP20に復帰した。昨日、12月25日に配信を予定しているVer3.0「星空を瞳に映して」イベントスケジュールを発表した。新エリア「ラハイロイ」や「スタートーチ学園」、ペルソナソニックコラボイベントなど多数のコンテンツを用意しているそうだ。こちらも『風燕伝:Where Winds Meet』と同様、他のセールタイトルの落ち着きとSteamアワードへのノミネート効果のようだ。

■ 25年12月24日 (水)

12月24日9時50分現在の国内Steam売上ランキングは、Embark Studios『ARC Raiders』が首位をキープした。これで5日連続となる。

この日は、Nimble Neuron, SapStaR Games『エターナルリターン』が前日TOP100圏外から2位に一気に順位を上げた。本作は、クォータービュースタイルの無料バトルロイヤルゲームだが、12月23日より『GUILTY GEAR -STRIVE-』とのコラボイベントを開始しており、売上を伸ばした模様だ。同タイトルとして初のコラボイベントになるという。

『JR東日本トレインシミュレータ』も5位に浮上した。昨日12月23日より、新たなダウンロードコンテンツ『中央・総武線各駅停車 (千葉 → 三鷹) E231系500番代』の配信を開始しており、売上を伸ばしている模様だ。今回のダウンロードコンテンツでは、千葉駅と三鷹駅を結ぶ全長60.2kmの路線の運転体験が楽しめるという。

このほか、STUDIOBISDEの新作育成RPG『スターセイヴァー』が11位にランクイン。本作は、プレイヤーが「団長」となり、星の力を受け継いだ「救援者」たちを導き、「空虚の星」に立ち向かっていくという。12月10日のリリース当初は不評が多かったが、日本版では好意的なレビューが増えるなど改善が進んでいることが伺える。

■ 25年12月25日 (木)

12月25日12時0分現在の国内Steam売上ランキングは、エレクトロニック・アーツ『エーペックスレジェンズ』が首位を獲得した。前日首位だった『ARC Raiders』が2位、『ELDEN RING NIGHTREIGN』が3位と続いた。Steamでは25日未明から大規模な接続障害が発生していたが、徐々に復旧してきているようだ。

この日は、NetEase系のStarry Studio『Once Human』がTOP100圏外から4位に順位を上げた。新規ユーザー向けのチュートリアルを中心に遊びやすくするアップデートを行ったほか、新イベント「星の願いパッケージステーション」の開催、ショップでスター宝箱「綺羅星の饗宴」や新年限定家具パックの販売開始、「幸運のマーケット」サプライズオープンなどを行い、売上を伸ばした模様だ。

セールタイトルの活躍が目立つ中、レベルファイブ『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』が続伸し、15位まで順位を回復してきた。12月23日より、クロニクルモード新ルートのや新レアリティ『BASARA』、ストーリーモード 『RE：ストーリー』を追加する無料アップデートを行っている。セールに比べると一気にランクアップとは行かないが、着実に順位を上げている状況にある。

■ 25年12月26日 (金)

12月26日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、上位3タイトルが入れ替わった。KURO GAMES『Wuthering Waves(鳴潮)』が首位を獲得した。昨日12月25日より超大型アップデートVer3.0「星空を瞳に映して」の配信を開始しており、売上を伸ばした模様だ。メインストーリー「潮汐任務」や新エリア「ラハイロイ」、新たな探索モジュール「エクスペディションバイク」を追加するとともに、新限定星5共鳴者「リンネー(CV:井上麻里奈)」が登場する限定ガチャなどを開催している。

シーズン11が始まった『星の翼』(盛天ゲーム)が2位に浮上した。新キャラとして「シュパッツチーム」ドラグナーと、S11シーズンパスのキャラとして「幻奏」アイスリンを実装するとともに、「影 ‐ 朧雷」など各種アルティメットスキンの追加などを行っており、売上を伸ばしている模様だ。「BlazBlue Entropy Effect(ブレイブルーエントロピーエフェクト)」とのコラボイベントも12月18日より開催しているという。

セガ『ペルソナ5: The Phantom X』が前日69位から66ランクアップの3位となった。『ペルソナ５ ザ・ロイヤル』オリジナルイベント『運命が交錯する時・双子の看守編』とイベント『カプセルトイ』『謹賀新年！　除災招福！』『プレミアム大富豪』を開催するとともに、★５ジュスティーヌ＆カロリーヌ (CV. #豊崎愛生)が登場するPICKUP怪ドル契約「更生への道のり」を実施している。

このほか、コーエーテクモゲームス『DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation』が7位に浮上した。さゆりの「トゥルーカラーコーデ」と「さゆり トゥルーカラーコーデ登場記念キャンペーン」を開始したとのこと。