エイチアイ、3D描画エンジン「イラプション」がAndroidスマートフォン「IS06」に搭載

エイチアイ<3846>は、2月14日、3D描画エンジン「マスコットカプセル イラプション」が韓国の携帯端末メーカーPantech Co., Ltd. のAndroid OSスマートフォン「SIRIUSアルファ IS06」に搭載されたと発表した。 イラプションは、プラットフォームを問わず3Dグラフィックスを美しく高速に描画することが可能な国際標準OpenGL ES対応の3D描画エンジン。  ラプションを利用することで、開発者は、市販の3D制作ツールで作成したモデルやアニメーションのデータを簡単にAndroid上で表示することが可能になるほか、グラフィックスの描画速度を通常の2倍-3倍に向上させることが可能になるという。 従来は、3Dグラフィックスに関する高度な知識やノウハウが必要なOpenGL ESを利用するため、開発が難しく、開発者への負担が大きくなっていた。 「SIRIUSアルファ IS06」では、ショートカットメニューの3Dアイコンや世界時計などにイラプションが利用されており、軽快な3Dエフェクトによる、スムーズで直感的な操作感を実現。ユーザーインターフェース(UI)の付加価値となる先進的でリッチな演出にも貢献している、としている。