グリー<3632>は、「GREE」と「OpenFeint」のブランド、ユーザーベース、ソーシャルプラットフォームを統一し、SNSアプリのデザインやユーザーインターフェースを大幅に刷新した「GREE Platform」をAndroidとiOS向けに提供を開始した。
新しく提供された「GREE Platform」は、全世界で2億3000万ユーザーを有する世界最大級のワンプラットフォームとなる。ユーザーは、世界各国の「友だち」とソーシャルアプリやSNSを通じて、コミュニケーションが楽しめる。
また、GREEパートナーは、最大153ヵ国にアプリが提供できる。日本以外のGREEパートナー向けにはオープンβとして提供を開始する。
■「GREE Platform」の特徴
(1)グローバルでアプリを提供することが容易に
グリーは、全世界のGREEパートナー向けに統一したAPI / SDKを提供する。これによりGREEパートナーは、一度の開発で最大153ヵ国のユーザーにアプリを配信することができる。
また、既に日本でアプリを提供しているGREEパートナーは、日本のユーザー向けに提供している自社のアプリを最小限のコストでグローバル市場に展開できる。
(2)GREEパートナー様向けの豊富な支援サービス
GREEパートナーは提供するアプリごとに「GREE」内に公式アカウントを作成でき、コミュニティなどを通じて情報提供などを行い、ユーザーの活性化につなげることができる。また、現在GREEパートナー向けに提供中の「Unity Plugin for GREE」、「AdobeR AIRR Plugin for GREE」を含むミドルウェアサポート、「GREE Ad Program」などの各種支援サービスも、これまでと同様に提供する予定。
(3)魅力的なコンテンツをラインアップ
グリーの人気ソーシャルゲーム「Cerberus Age」(日本名「聖戦ケルベロス」)、「Pirates Age」(日本名「海賊王国コロンブス」)の2タイトルをグローバル市場に配信する。また、「Fishing Star」(日本名「釣り★スタ」)、「Clinoppe」(日本名「踊り子クリノッペ」)、人気カードゲーム「Driland」(日本名「探検ドリランド」)や「MONPLA SMASH」(日本名「モンプラスマッシュ」)、「Animal Days」(日本名「どうぶつフレンズ」)、「Puppy Paws」(日本名「ともだち☆ドッグス」)などの新タイトル、「Zombie Jombie」や「Alien Family」などの海外ゲームスタジオで製作した人気タイトルも順次配信する。
さらに、GREEパートナーによるアプリを中心に、2012年7~9月期に約60タイトル、2012年12月末までに数百タイトルが順次リリースされる予定。
(4)多言語でのサービス提供
本日より、日英でサービスを開始し、2012年9月を目処に14ヵ国語に対応する。
(5)「GREE」アプリのデザインとUIなどを刷新
「GREE Platform」上のコンテンツをより多くのユーザーに楽しんでもらうため、「GREE」のデザインとユーザーインターフェースを大幅にリニューアルした。
(6)アプリ紹介機能を充実
「GREE」では新着情報や人気アプリなどを紹介するカテゴリーや、「友だち」のプレイしているアプリが紹介されるなど、数多くあるアプリの中からユーザーの興味をひくアプリをより探しやすくした。
(7)コミュニケーション機能を充実
ユーザーは、他のユーザーからのゲーム内イベントへのリクエストやゲーム招待を通知ボードで確認することや、自分のアプリのプレイ状況などをストリーム上で「友だち」と共有することができる。
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632