gumi、VR事業をスピンオフ 子会社gumi VRを設立 VR事業の展開をさらに加速へ

gumi<3903>は、4月25日、バーチャルリアリティ(VR)事業を切り出し、新たな子会社「株式会社 gumi VR」を設立すると発表した。新設分割の手法を使い、6月12日に設立する予定。社長は、gumi社長の國光宏直氏が兼任する。

gumiでは、モバイルオンラインゲームに並ぶVR事業を今後の成長基盤の一つと位置づけており、「Tokyo VR Startups」「Seoul VR Startups」「Nordic VR Startups」「Venture Reality Fund」を通じた投資を行うとともに、「よむネコ」がVRコンテンツの開発を行っている。

新設会社は、VRに関するハードウェアやソフトウェア、コンテンツの開発を行うとともに、VR関連の有望なスタートアップ等への投資も行う。これまでgumiが他社に先んじて行ってきたVR事業をさらに加速させていくことが期待される。

gumiでは、今回の決定について、VR事業のさらなる競争力強化を図るため、gumiのVR事業をgumi本体から切り出すことにしたと説明している。これによって、経営責任の明確化や経営判断の迅速化、投資効率の最大化を図るとのこと。
株式会社gumi
http://gu3.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社gumi
設立
2007年6月
代表者
川本 寛之
決算期
4月
直近業績
売上高160億0900万円、営業利益4億4700万円、経常損益1900万円の赤字、最終利益4億4500万円(2023年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3903
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