サイバーエージェント、第2四半期のメディア事業はABEMA投資以来初の黒字転換 広告と周辺事業が拡大 ABEMA単体の黒字化は「少し先になる」
サイバーエージェント<4751>は、この日(4月24日)、第2四半期の決算説明会において、メディア事業について、第2四半期で1億6000万円の営業黒字に転じたことを明らかにした。ABEMAに投資して以来、初の四半期黒字になる。
ABEMAの開局以来、四半期ベースで50億円規模の損失計上を行ってきたが、視聴者数の拡大などメディアとしての成長とともに、その赤字幅も徐々に縮小してきた。
説明にあたった藤田晋社長は、「ABEMA単体での黒字化はまだ先になるが、周辺事業を含めて好調に推移している」と述べた。特に広告のほか、WinTicketなどのABEMA周辺事業が「よく伸びている」という。
昨年12月にサッカーワールドカップの全試合中継を敢行するなど大規模な投資を行ったが、それをきっかけに週次アクティブユーザー数(WAU)が底上げされており、スポーツを中心に視聴者数が増加しているそうだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 株式会社AbemaTV
- 設立
- 2015年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 藤田 晋