スターティアラボ、ARアプリ「COCOAR2」が日本出版販売が実施するコミック販促企画に採用 書店の販売促進を目的として


スターティアラボは、自社開発のARアプリ「COCOAR2(ココアル)」が、書店の販売促進を目的として、出版取次大手の日本出版販売が実施するコミック販促企画に採用されたことを発表した。12月上旬より順次全国約450店舗の書店でARが仕込まれた無料冊子の取り扱いが開始される。

本取り組みは、対象書店に来店した方のみが体験・閲覧できる仕組みで、来店客数を増やし、購入を促すことを狙いとしてスマホを用いたARアプリ「COCOAR2」が採用された。仕組みは、書店へ来店した方が無料で持ち帰ることができるコミックガイドブック「B+LIBRARY vol.3」(制作・運営:日本出版販売株式会社 協力:株式会社サンディアス)の表紙に、ARアプリ「COCOAR2」を起動してかざすと、指定のコミックの一部を試し読みできるというもの。書店に来店してガイドブックを手に取らないと限定ARコンテンツを閲覧することができないという特別感で、書店への来店を促す。


■ARアプリ「COCOAR2」について
COCOAR2は、スターティアラボ開発のスマホ向けAR(拡張現実)アプリ。アプリ経由で任意のマーカーを読み込むと、設定されている動画・音楽・URL・3Dといった様々なオリジナルコンテンツが表示可能で、主に集客・広告ツールとして活用されている。また、AR マーカーと GPS(全世界測位システム)機能を連携させたことで、位置情報でARコンテンツの閲覧領域を設定できるため、観光地や商業施設といった実地におけるイベントへの誘致など O2O 施策でも活用されている。現在、アプリダウンロード数は、「COCOAR」、「COCOAR2」合わせて150万以上となる。


■AR制作ソフト「COCOAR」とは



企業向けのAR制作ソフト。本サービスを導入した企業は、AR 制作を自社サービスとして顧客に提供することができる。紙媒体や商品パッケージに任意の画像をマーカーとして設定し、スマートフォンアプリである「COCOAR2」経由でマーカーをかざすと、画像、動画や3Dコンテンツを表示・閲覧することができる。大手飲料・お菓子メーカーにも販売促進ツールとして採用され、印刷会社やWEB 制作会社を中心に、1,339社(2017年6月末時点)に導入されている。

▼COCOARのページ
http://www.coco-ar.jp/