
DeNAは、これまで神奈川県内でサービスを展開してきており、2018年12月からは東京23区を中心としたエリアでサービスをスタートさせている。直近の月間実車回数が13万回を突破するなど好調に推移している。
この協業により、国際興業大阪がこれまで培ってきた安心・安全を担保する運行管理ノウハウと、DeNAの乗客用・乗務員用端末に関わるアプリケーションの開発・運用技術、AI探客ナビ(仮称)などによって、大阪府でも完成度の高い次世代タクシー配車サービスを構築していく。
また、DeNAは配車アプリのみならず、後部座席でお客様がニュース/交通情報などが見られるタブレット、クレジットカード(接触型/非接触型ICカード対応)および交通系電子マネーに対応する決済機、無線機システムとの連携などハードウェアを含めたタクシーの総合的なスマート化・IoT化を実現し、タクシーの利用体験を次々に新しく便利にしていく方針だ
■今後の展開予定
京阪神エリアでは、協業事業者をさらに増やして展開開始予定。さらに、各地のタクシー事業者と連携し、都市圏を中心に順次全国各地へと拡大していく予定だ。“すぐ呼べる。すぐ乗れる。”次世代タクシー配車サービスの普及拡大を進め、2020年には配車回数国内ナンバーワンを目指している。また、タクシー会社との連携を強化し、労働力不足などのタクシー会社が抱える課題の解決に貢献していく。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432