DeNA、国際興業大阪と次世代タクシー配車アプリ「MOV」における協業を実施

ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、国際興業大阪と次世代タクシー配車アプリ「MOV(モブ、旧タクベル)」における協業を行うことを合意した。これにより、2019年春に予定している京阪神エリアでのサービス展開において、まず大阪府での協業事業者が決定した。 

DeNAは、これまで神奈川県内でサービスを展開してきており、2018年12月からは東京23区を中心としたエリアでサービスをスタートさせている。直近の月間実車回数が13万回を突破するなど好調に推移している。 

この協業により、国際興業大阪がこれまで培ってきた安心・安全を担保する運行管理ノウハウと、DeNAの乗客用・乗務員用端末に関わるアプリケーションの開発・運用技術、AI探客ナビ(仮称)などによって、大阪府でも完成度の高い次世代タクシー配車サービスを構築していく。

また、DeNAは配車アプリのみならず、後部座席でお客様がニュース/交通情報などが見られるタブレット、クレジットカード(接触型/非接触型ICカード対応)および交通系電子マネーに対応する決済機、無線機システムとの連携などハードウェアを含めたタクシーの総合的なスマート化・IoT化を実現し、タクシーの利用体験を次々に新しく便利にしていく方針だ

■今後の展開予定
京阪神エリアでは、協業事業者をさらに増やして展開開始予定。さらに、各地のタクシー事業者と連携し、都市圏を中心に順次全国各地へと拡大していく予定だ。“すぐ呼べる。すぐ乗れる。”次世代タクシー配車サービスの普及拡大を進め、2020年には配車回数国内ナンバーワンを目指している。また、タクシー会社との連携を強化し、労働力不足などのタクシー会社が抱える課題の解決に貢献していく。
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1349億1400万円、営業利益42億0200万円、税引前利益135億9500万円、最終利益88億5700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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