Google、Google Playの手数料を30%から15%まで引き下げ 年間売上の100万ドル部分に対して

米Googleは、2021年7月1日より、Google Playの手数料を特定の条件において、従来の30%から15%まで引き下げることを明らかにした。

引き下げの条件は、開発者の年間の売上が100万ドル(約1億900万円)部分となっており、この額を超えてからは30%の手数料を求められる。

Googleは、「今回の変更により、Google Playでデジタル商品やサービスを販売している全世界の99%のデベロッパーの手数料が50%削減される。」とコメントしている。

昨年11月に、新たなデベロッパ向けプログラム「App Store Small Business Program」を発表している。前年の収益が100万ドル以内であれば、有料アプリとApp内課金に対する手数料率を15パーセントに引き下げるという内容だ。

Appleに続き、Googleも後に続いた今回の手数料の引き下げは、巨大プラットフォームの手数料に対する批判の軽減効果も狙うの一つとしてありそうだ。


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