モリカトロン、AIソリューションのオンライン説明会を6月8日に開催! 会話ジェネレーターや3マッチパズル自動生成など5製品が明らかに



モリカトロンは、6月8日に、同社が開発している特許出願中タイトルを含む AI ソリューションのオンライン説明会を開催すると発表した。

本説明会では、当社の AI 研究を通じて培った知見や技術をもとに開発した、ゲーム・エンターテインメント業界で活用できるAI ソリューションを初公開する。AI の力で楽しく、便利に、ゲーム・エンターテインメントの発展に貢献していくという。


■モリカトロン AI ソリューション説明会概要
本説明会では、ゲームやエンターテインメントサービス開発にご活用いただける 5 種の新製品について、その特徴や用途についてプレゼンテーションする。

また、紹介するツール類以外に、共同研究やオーダーメイドのゲーム AI 開発プランなどについても説明する。


【製品概要】
■AI せりふサポート

ライターによって書かれたキャラクターのセリフが、キャラクターの特徴をちゃんと捉えているかを分析、評価するAI ツール。また、AI がキャラクターの口調などの特徴を学習し、セリフのディレクションをお手伝いする。

■AI 会話ジェネレーター
最も実現が難しいと言われている「人との雑談」を実現する AI ソリューション。様々なサービスや Slack や Twitter を使ったチャットボットにご利用できる API を提供する。

また、お客様のゲームサーバーへ組み込むことでゲームキャラクターとプレイヤーとの自由な会話も実現可能となる。

■AI パズルジェネレーター
3 マッチパズルのパズルを自動生成する AI ソリューション。プランナーが指定する難易度、ボリュームなどの条件に応じたパズルを生み出すことができる。

■AI アニメ制作サポート
3D モデルで作られたアニメーションを、2D アニメーション的なメリハリのある動きに変換する AI ツール。AI がコマ打ちに必要なフレーム及びキーポーズを自動的に抽出し、リミテッドアニメならではのメリハリのある表現へと変換する、

■COM DK
コンピュータプレイヤーによってゲームを自動プレイする際などに、ゲーム本体のプログラムとの仲介をするライブラリ。
ゲーム本体をほとんど改変することなく外部プログラムからの制御が可能になるため、設定した行動の繰り返し・統計データ取得など、ゲーム開発時の確認作業に役立つ。

【日時】
2021 年 6 月 8 日13:00~14:00

【対象】
ゲーム開発に携わっている人
かつ、ビデオ通話(Zoom)の利用ができる人

【タイムテーブル】
12:55~13:00 開場
13:00~13:50 製品紹介
13:50~14:00 質疑応答

【登壇者】
森川 幸人氏

モリカトロン株式会社 代表取締役 兼 AI 研究所 所長
monoAI technology 株式会社 取締役

1959 年岐阜生まれ。自身が代表となる株式会社ムームーにおいて「がんばれ森川君 2 号」「ジャンピング・フラッシュ」「アストロノーカ」など、数々のゲーム開発に AI を導入。「絵でわかる人工知能」「イラストで読むAI 入門」(共著)「僕らの AI 論」など、AI に関する書籍も多数出版。

2017 年に本城、成沢とともにモリカトロン株式会社を設立。

本城 嘉太郎氏
モリカトロン株式会社 代表取締役
monoAI technology 株式会社 代表取締役
1978 年神戸生まれ。ゲーマーだった 19 歳の時、世界初の本格 MMORPG「ウルティマオンライン」に出会い強い衝撃を受け、ネットワークゲームを作ることを決意。サーバエンジニア、大手コンシューマゲーム開発

会社を経て、2005 年に monoAI technology の前身となる会社を創業。
モリカトロン以外にも、ゲーム制作、AR/VR 等の XR 開発、AI を使った品質管理事業などの企業を経営。

成沢 理恵氏
モリカトロン株式会社 取締役
monoAI technology 株式会社 取締役

1998 年に旧・株式会社エニックス(現・株式会社スクウェア・エニックス)にプロデューサーとして入社。以後、15 年間スクウェア・エニックスにて、コンシューマ、PC、モバイルの幅広い分野にてプロデューサーとして従事。
現在、モリカトロン、monoAI technology を含め 7 社のゲーム会社の取締役、その他、ゲーム関連会社の顧問を兼任。

松原卓二氏
モリカトロン株式会社 チーフエンジニア
1989 年ソフト開発の有限会社クエイクを設立、日本における Macintosh プログラマの草分けとして活動。
1997 年発売の PS ゲーム「がんばれ森川くん 2 号」では、ゲーム内キャラ PIT にニューラルネットを搭載、プレイヤーの指示をランタイムに学習させた。現在はモリカトロンでゲーム AI の研究開発をしつつ、動物写真家としても活動している。

 

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