角川グループホールディングス<9477>は、本日(4月26日)、2011年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高1400億円(前回予想1360億円)、営業利益77億円(同64億円)、経常利益85億円(同70億円)、当期純利益63億円(同23億円)とした。
前回予想との比較では、売上高が3%増、営業利益21%増、経常利益22%増、当期純利益176%増となる。
同社では、第4位半期においてもテレビアニメと連動したメディアミックス作品のライトノベルやコミックスの重版販売が好調に推移したことに加え、ビジネス補、新書、ゲーム攻略本もヒット作が生まれたため、としている。また収益性の高い映像メディアやパッケージゲームソフトの販売が増加したことも利益を押し上げた。
また、当期純利益が他の利益に比べて大きく伸びているが、これは法人税等の負担が減少したため。
同時に、期末の配当予想も増額修正し、従来の1株当たり30円から35円としている。