【AppStoreランキング（ゲーム売上、6/8）】 「パズル＆ドラゴンズ」が39週連続1位　エイチームの『ダービーインパクト』が好スタート！

引き続き『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とのコラボは明日（6月9日）まで行われることに加え、昨日よりガチャイベント「嶽炎昂る深紅の山」、本日限定の「暗黒の女神降臨」、6月16日までの期間限定で「木の歴龍」が登場するスペシャルダンジョンの実装など多彩なイベント・キャンペーンが行われている。また昨日（7日）、SuperCell『Clash of Clans』とのコラボレーションを6月24日より実施することも明らかにした。

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■スタートダッシュに成功した『ダービーインパクト』

今週最も注目されたのは、やはりエイチームの『ダービーインパクト』だろう。競馬シミュレーションゲームで、5月23日にAndroidアプリ版、翌24日にiOSアプリ版がリリースされた。リリース以降、インストール数は順調に伸び、App Store総合ランキングで首位したほか、Android版と合わせてわずか14日で40万ダウンロードを達成した。そしてリリースから10日後の6月4日より有料ポイント「Dメダル」の販売を開始するとともに、ゲームのアップデートやゲーム内イベント「ビクトリーロード」を開始した。

リリースからしばらく課金要素を実装しないのは『ダークサマナー』でみられたことだが、これはかつてPCオンラインゲームなどでも見られた運営手法だ。以前、あるオンラインゲーム開発会社の役員からは、サービスの安定稼働への移行を図るとともに、一定期間、無料で遊べるようにしてユーザーの定着を図るためと聞いたことがある。下のグラフは、売上ランキングの推移だが、課金サービスを開始した6月4日には売上ランキングでトップ20に入り、翌日にはゲームカテゴリーで11位まで順位を上げた。『ラブライブ！ スクールアイドルフェスティバル』には及ばないが、好スタートといっていいだろう。

【『ダービーインパクト』の売上ランキングの推移】

出所：　AppAnnie

有力種牡馬と育てた牝馬の配合で強力な馬を育て、GIレースやオンライン対戦で勝ちたい、というユーザーが多いだろうが、トップアドオンをみると、850円と350円の売れ行きがよく、GIレース時に良い騎手への騎乗依頼や良い種牡馬の導入、体力・体重の回復アイテムの購入といった使い方が多いようだ。家庭用ゲームソフトなどの競馬シミュレーションゲームにソーシャルゲームの良さを組み合わせたタイトルと言う印象を受けた。7月14日に予定されているエイチームの決算発表でのコメントも注目される。

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