英語版『パズル＆ドラゴンズ』が米App Storeで急上昇…『Clash of Clans』とのコラボ効果か
SuperCellの人気ストラテジーゲーム『Clash of Clans』が国内App Storeで売上ランキングでトップ20に入るとともに、ダウンロードランキングでも総合1位を獲得するなど、国内で人気を集めているが、コラボレーション相手にも効果が出ているようだ。
『Clash of Clans』は、現在、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの『パズル＆ドラゴンズ』とコラボレーションを行なっているが、その英語板にあたる『Puzzle & Dragons (English)』が米国App Store無料ランキング「Top Free」では、ゲームカテゴリーで9位、総合で14位まで順位を上げている（6月26日13時30分現在）。
両社は、『Hay Day』と『Clash of Clans』からコラボレーション企画の一環として『Puzzle & Dragons』へのユーザーの誘導を開始したのは6月24日だが、App Annieのまとめた、『Puzzle & Dragons』の時間単位でのランキングの推移を見ると、コラボを開始した直後から順位を急上昇させていることがわかる。コラボ直前は、総合で1500位以下だったが、6月24日午前9時にはトップ20に入っている。
【『Puzzle & Dragons』の無料ランキングの推移】
出所： AppAnnie
また、売上ランキングについては、日本国内での『Clash of Clans』のように急上昇とはいかないものの、今後、ユーザー数の拡大とともに徐々に順位を上げていくものと予想される。
【『Puzzle & Dragons』の売上ランキングの推移】
出所： AppAnnie
今回のコラボは、世界市場でヒットしているものの日本市場での展開が立ち遅れていた『Clash of Clans』と、日本市場で圧倒的な強さを誇る一方で米国市場での展開を強化中であった『Puzzle & Dragons』が相互にプロモーション協力を行うことで、狙いとするマーケットでのプレゼンス向上を狙った施策だが、早くも効果が出ている。引き続き両タイトルのランキングの動きには注目していきたい。
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会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円（2023年12月期）
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765