カプコン、第2四半期は2ケタ増収増益を達成…『モンスターハンター4』とパチスロ機『デビル メイ クライ4』の販売好調で

カプコン<9697>は、本日(10月31日)、第2四半期累計(4~9月期)の連結決算を発表し、売上高16%増、営業利益15%増と2ケタ増収増益を達成した。

9月に発売したパチスロ機『デビル メイ クライ4』が予想を上回る売れ行きだったことに加え、『モンスターハンター4』が280万本を出荷するなど好調だった。

同社の発表した第2四半期決算は、売上高532億円(前年同期比16.9%増)、営業利益75億円(同15.2%増)、経常利益81億円(同34.8%増)、四半期純利益49億円(同20.0%増)だった。

 


セグメント別の状況は以下のとおり。

(1)デジタルコンテンツ事業は、売上高375億円(同7.2%増)、営業利益53億円(同6.9%減)だった。『モンスターハンター4』が200万本を超える大ヒットとなったほか、『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』、『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』、『逆転裁判5』も順調に推移した。『スマーフ・ビレッジ』が安定した収益を稼いだものの、モバイルコンテンツは軟調に推移した。

(2) アミューズメント施設事業は、売上高54億円(同3.0%減)、営業利益9億円(同1.1%減)だった。けん引機種の不足や競合娯楽との競争激化に加え、天候不順も重なって客足が伸び悩んだ。

(3) アミューズメント機器事業は、売上高89億円(同148.2%増)、営業利益25億円(同88.5%増)だった。『Devil May Cry 4』が予想を上回る販売となった。

 

■2014年3月期の見通し

2014年3月期は、売上高970億円(前期比3.1%増)、営業利益120億円(同18.2%増)、経常利益117億円(同6.9%増)、当期純利益68億円(同128.7%増)を見込む。

 


 
株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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