マイネット<3928>は、12月26日、2025年12月期通期の連結業績予想の修正を発表、案件の期ズレにより売上高は従来予想を下回る見通しとなったものの、各利益項目は運営タイトルの収益性が高まったことやコストコントロールの効果などで従来予想を上回る見通しとなった。
売上高85億円→75億円(増減率11.8%減)
営業利益3億1200万円→3億7500万円(同20.2%増)
経常利益2億4200万円→3億500万円(同26.0%増)
最終利益1億6600万円→2億2000万円(同32.5%増)
主力であるゲーム事業のセカンダリー領域が当初の想定以上に好調に推移した。運営タイトルの収益性が高まったことに加え、コストコントロールの効果もあり、営業利益、経常利益、最終利益において、11月6日発表の前回発表予想をさらに上回る着地となる見込み。特に最終利益は、前回修正予想から32.5%増となる2億2000万円を見込んでいる。
一方、売上高は、第4四半期に見込んでいた案件のうち、新規スポーツプロダクト以外の案件において、成約や開始時期の期ズレが発生したことにより、前回発表予想を下回る75億円となる見込み。これは、あくまで計上時期が来期(2026年12月期)へ後ろ倒しになったことによるものとなる。したがって、今回の時期ズレが生じた案件の売上高は来期に計上されるものであり、来期業績に対しては上方圧力(プラス要因)に資するものになるとしている。
なお、当該案件の期ズレによる寄与や事業進捗を織り込んだ来期(2026年12月期)の通期業績予想については、2026年2月ごろの本決算発表時に改めて発表する予定だ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高88億4600万円、営業利益4億2800万円、経常利益3億7500万円、最終利益2億4500万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928