【GooglePlayランキング】人気の新着ゲーム（1/12）…アプリボット新作が上位に！アカBANやリジェクトを確認。Googleの監視の目も強化か？

【トレンドフォーカス】

1月12日付のGoogle Playの新着ランキング（ゲームカテゴリー）は、Social Quantum Ltdの『Dragons World』が先週に続き2週連続で首位を獲得した。



○アプリボットのリアルタイムバトルゲーム『カオスドライヴ』が4位に初登場！

今週4位にはアプリボットの『カオスドライヴ』がランクインした。iOS版は昨年8月から配信されていたタイトルとなっている。『三国志パズル大戦』のCygamesや『戦国炎舞-KIZNA-』のサムザップなど最近のCA系パブリッシャーの勢いには目を見張るものがあり、アプリボットの新作タイトルも売上ランキング上位に入ってくることができるか注目される。



○アカBANやリジェクトを確認。日本市場の成長とともにGoogleの監視も強化か？

先週12位にランクインしていたtomosenseの『追跡中～逃走者を確保せよ！～』だが7日にtomosenseのアカウントが削除されているのが確認された。tomosenseは『倍返しだ！半沢くん』や『日本一だ！田中くん』といったアプリも出しており、いわゆる権利的な部分が問題となったと考えられる。

8日にオープンβ版がリリースされたポケラボの『動乱の三国志VERSUS』（参照）だが、翌日にGooglePlay上から削除されていた。9日に公開され17位にランクインしているポケラボの『Devil Maker Tokyo』が掲載されていることを考えると、『動乱の三国志VERSUS』のアプリ説明文等に何かしら問題となる部分があったと想定され、また公開の翌日という対応のスピードを考えると、ポケラボは過去に複数アプリの出し直しによる新着期間でのブーストを何度も行っていたことから、Googleからマークされていたとも考えられる（なお、現在、『動乱の三国志VERSUS』はGoogle Play上に掲載されている）。

昨年後半より海外系のパブリッシャーの本格的な進出が加速するなど日本市場に対する注目も高くなっていることもあり、今まで以上にGoogleからの監視の目も厳しくなっていると考えても不思議ではない。パブリッシャーにとってはよりアカBANやリジェクトへの慎重な対策が求められそうだ。



■執筆者紹介
森山 晃義
国内初のネイティブソーシャルゲームに特化した集客スタジオ、株式会社AppBroadCast 事業戦略室 室長。モバイル広告の黎明期からモバイル広告業務に携わる。プラットフォーム系SAPのプロモーションマネージャーを経て、ネイティブアプリのデベロッパーではGoogleトップデベロッパーの認定に尽力。2013年8月より現職にてゲーム集客戦略の支援を手掛ける。
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