ドコモ・インサイトマーケティング、大規模データ・マネジメント・プラットフォーム(DMP)事業を開始

ドコモ・インサイトマーケティングは、NTTドコモ、インテージと協力して、様々なデータを解析し企業のマーケティング活動を支援するデータ・マネジメント・プラットフォーム(DMP) を構築し、7月中旬より事業を開始する、と発表した。

DMPでは、インティメート・マージャーなどのマーケティング支援事業者がクッキーにより収集しているWeb閲覧履歴情報、インテージに登録されているモニター会員(キューモニター会員等)より得られたリサーチデータ、ドコモが保有する携帯電話の契約・利用に関する情報などを解析し、ユーザーニーズや顧客像をより深く知る手がかりを得て、生活者のインサイト(新たな発見)を可視化できる。

また、これを基に生活者へのコミュニケーションを高度化することで、既存ユーザーや見込み顧客に対してシームレスにコミュニケーションを図ることができるようになる。これらによって、企業の販売促進や商品開発など企業のマーケティング活動を効果的に支援するとのこと。

なお、本DMPは、当初、Web閲覧履歴情報とインテージのリサーチデータ(個人特定性の高い情報を除く)により構成される。さらに9月頃を目途に、NTTドコモが保有するデータの一部(氏名、電話番号、メールアドレスなど個人特定性の高い情報を除く)について、別途個別に同意を得た顧客の情報に限ってDMPを構成するデータに追加する見込み。DMPを構成する情報は、プライバシー保護のため匿名化するという。
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