ブロッコリー、第1四半期は2ケタの増収増益…通期の業績予想に変更なし、スマホゲーム『うた☆プリアイランド』配信中断の影響を織り込む

ブロッコリー<2706>は7月10日、2015年2月期第1四半期（2014年3～5月）の決算を発表した。売上高は前年同期比29％増の15.3億円、営業利益は74％増の4.6億円、経常利益は74％増の4.6億円、純利益は18％増の2.8億円と、2ケタの増収増益だった。女性向けコンテンツ『うたの☆プリンスさまっ♪』関連が引き続き好調だったほか、トレーディングカードゲーム『Z/X』の売上も順調だった。



なお、2015年2月期通期の業績予想については、修正を加えなかった。スマートフォン向けゲームアプリ『うた☆プリアイランド』（iOS版）』の配信を7月1日から一時中断（10月に再開予定）している件の影響については、同タイトルの期内売上減1億円と追加開発費用による営業利益減を含めても、公表している通期業績予想と配当予定から変更はないと公表した。


以下、第1四半期決算の部門別の概要となる。

ゲーム部門では女性向けコンテンツ『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズ、関連作品が引き続き好調。2014年4月からゲームソフト『神々の悪戯』を原作としたTVアニメ『神々の悪戯』が放映を開始したことに伴い、同ゲームソフトの販売も好調に推移した。

CD部門では、４月からリリースを開始いたしました『うたの☆プリンスさまっ♪アイドルソング』新シリーズの2作が好調な売上で推移。

カードゲーム部門は、2014年4月に第8弾『神祖の胎動』を発売したトレーディングカードゲーム『Z/X -Zillions of enemy X-（ゼクス ジリオンズ オブ エネミー エックス）』シリーズの売上が順調だった。

グッズ部門も、『うたの☆プリンスさまっ♪』関連グッズのほか、他社男性向けコンテンツの関連グッズも好調に推移した。