Momentum、GMOベンチャー通信スタートアップ支援から資金調達…ROI改善型アド・ベリフィケーションツールや広告出稿最適化ツールの開発に注力

Momentumは、10月27日、GMOベンチャー通信スタートアップ支援を引受先とした第三者割当増資による資金調達を実施したと発表した。

Momentumは、2014年3月創業の会社で、『世の中の無駄を”ゼロ”にし、大切なことを考える時間を増やす』ことを目標に設立された会社。デジタル広告事業として、世界初のROI改善型アド・ベリフィケーションツール『Black Swan Verification』を開発しており、2014年12月にはお試し版を提供する予定だ。

ROI改善型アド・ベリフィケーションとは、オンライン広告を通じて幅広い層や潜在興味層にリーチする際にROIの上昇を実現させる手法。より成約されそうな枠・ユーザーに絞ることでROIを改善するターゲティングと異なり、Black Swan Verificationでは成約率が極端に低い枠・ユーザーを出稿直前に避けることでROIを改善するという。そのため、幅広い潜在ユーザー層へアプローチする場合や、高配信量によりブランド認知度を高める、といった大口広告の出稿に最適だという。
 

なお、Momentumは今回の資金調達により、オンライン広告出稿最適化ツール、Black Swan Verificationのシステム強化、精度のさらなる向上を図る、としている。また、GMOベンチャー通信スタートアップ支援が実施するスタートアップ支援プロジェクト「GMO TODOROKI」による支援も受けるとのこと。