
エディア<3935>は、第3四半期の決算説明資料において新規事業であるアニメ事業の進捗状況を報告し、合計5本の自社IPを活用したアニメ製作の準備に入っていることを明らかにした。内訳は、製作委員会の組成が完了した作品が1本、準備中が3本、検討中が1本というフェーズとなっている。自社作品のアニメ「チート薬師のスローライフ」と「転生貴族の異世界冒険録」の放送が終了し、これらに続く自社IPのアニメコンテンツとなる。
アニメ製作委員会への関わり方もより本格的なものになっているそうだ。以前は原作出資として製作委員会に少額の出資を行ってきたが、今後は、1作品あたりの出資金額を数千万~数億円程度として出資を行っていく、としている。
昨今、アニメの制作本数が1クール60~70本と高水準を維持する一方で、アニメの原作となる作品の不足あるいは枯渇が指摘されるようになってきた。第2期や第3期といった続編や、過去のIPの掘り起こす動きの活発化はそうしたことが背景にあるが、出版社である一二三書房をグループに抱え、そしてゲームIPを多数保有する同社には現在のアニメ業界の環境変化は格好の追い風になるのかもしれない。
気になるのは収益だ。アニメビジネスは製作委員会の組成から制作、放送までに時間を要する一方で、放送後のグッズ販売や海外配信、原作ノベル・コミックの売上拡大、クロスメディア展開などで長期的な収益拡大が見込める分野であるとし、6年程度のスパンでの回収を想定しているとのこと。

会社情報
- 会社名
- 株式会社エディア
- 設立
- 1999年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 賀島 義成
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高36億700万円、営業利益2億6200万円、経常利益2億3700万円、最終利益2億3400万円(2025年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3935
会社情報
- 会社名
- 一二三書房