【ゲーム株概況(12/12)】JPモルガン買い推奨のDeNAが大幅高 オルトプラスやエイティング、日本一ソフトウェアも急伸
12月12日の東京株式市場では、日経平均株価は4日ぶりに反発し、前日比118.27円高の1万7375.67円で取引を終えた。メジャーSQを通過し、市場心理が改善したことから朝方から値を上げる展開となり、後場には1万7500円を回復する場面もあったものの、14日に衆院選、週明け15日に日銀短観の発表を控えていることもあって、引けにかけて上げ幅を縮小した。
そうした中で、ゲーム関連株の動きを見ると、JPモルガンが買い推奨としたDeNA<2432>が大幅高。同社は、引け後に事前登録受付中の『七つの大罪 ポケットの中の騎士団』のテレビCM放映開始も発表(関連記事)しており、今後は新作タイトルへの期待感も高まりやすい状況になりそうだ。
また、オルトプラス<3672>やエイティング<3785>、日本一ソフトウェア<3851>など、これまでやや出遅れていた銘柄の急伸が目立つ。なお、オルトプラスは、グリー<3632>との合弁会社オルトダッシュを昨年設立するなどグリーとの関係が良好であり、グリーのgumi株売却による特別利益計上による好影響なども思惑視されているようだ。
半面、『Flyff Puzmon』の英語版を材料にこのところ荒い値動きが続くガーラ<4777>は、この日は下げ幅10%超の急落。『CocoPPa』の3200万DL突破を材料に買われてきたユナイテッド<2497>も下げがきつい。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432