【ゲーム株概況(3/12)】『【18】』リリースでモブキャストが後場に入って急伸 KLabは1月以来となる1300円台を一時回復
3月12日の東京株式市場では、日経平均株価は続伸し、前日比267.59円高の1万8991.11円で取引を終えた。トヨタがベア4000円超とする方針と報じられるなど景況感の回復を背景に、朝方から買い先行の展開となり、一時は2000年4月以来となる1万9000円台を回復した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、モブキャスト<3664>が後場に入って急伸した。期待の新作『【18】』がいよいよリリースされた(関連記事)が好材料として受け止められている。同社については、先日、韓国で『ドラゴン★スピンZ』のAndroid版を配信開始(関連記事)など海外展開も進んでおり、業績面への期待感も高まっているようだ。
また、サイバーエージェント<4751>が大幅高して、連日の高値更新基調となっているほか、KLab<3656>も買われて、一時1月29日以来となる1300円台を回復した。
半面、前日までの急伸の反動でメディア工房<3815>の下げがきつい。ただ、メディア工房は引け後にOBOKAIDEMブランドの第1弾タイトル『BOOST BEAST』の事前登録を開始したことを発表(関連記事)しており、再び動意づく可能性もありそうだ。
ほか、アクロディア<3823>やカヤック<3904>も大幅安した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664