【ゲームエンタメ株概況(12/26)】ワンダープラネットが4日続伸 通期利益予想を増額のマイネットが後場に入って急反発 エイベックスは6日続伸

12月26日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比340.60円高の5万750.39円で取引を終えた。前日の欧米市場がクリスマスで休場だったこともあり、手掛かり材料に乏しい中で、主力ハイテク株などへの買いが市場をけん引し、一時は上げ幅500円超に達した。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業97銘柄のうち、上昇は44銘柄(45%)、下落は49銘柄(51%)、変わらずは4銘柄(4%)で、下落した銘柄の方が多かった。
その中で、ワンダープラネット<4199>が上げ幅を拡大して4日続伸したほか、後場寄り後に2025年12月期通期の利益予想の上方修正を発表したマイネット<3928>が後場に入って急反発した。
また、保有する合弁会社の株式をサンリオ<8136>に譲渡することに伴う特別利益10億円の計上などで、2026年3月期通期の最終利益予想の上方修正を発表したエイベックス<7860>は変わらずを挟んで6日続伸した。
ほか、シティインデックスイレブンスによる保有比率が5.22%から6.24%に上昇したDeNA<2432>が反発し、東海東京証券が投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げし、目標株価も3030円から4430円に引き上げたネクソン<3659>は続伸して年初来高値を更新した。
半面、ドリコム<3793>が年初来安値を更新し、HEROZ<4382>、バンク・オブ・イノベーション<4393>などが売られた。
GENDA<9166>は前日に英国の投資運用会社ゼナーアセットマネジメントによる大量保有を材料に買われた反動もあって、反落となった。

会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高88億4600万円、営業利益4億2800万円、経常利益3億7500万円、最終利益2億4500万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928
会社情報
- 会社名
- エイベックス株式会社
- 設立
- 1988年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 松浦 勝人/代表取締役社長CEO 黒岩 克巳/代表取締役CFO 林 真司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1316億9100万円、営業損益18億1900万円の赤字、経常損益17億300万円の赤字、最終利益11億3800万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7860