インモビは、「Mobile Tracking and Attribution Partner」(MTAP)Programにおいて、CyberZおよびアドウェイズと業務提携したことを発表した。
本提携により、CyberZのスマートフォン広告向けソリューションツール「Force Operation X」(「F.O.X」)とインモビのアドネットワークが連携を強化した。同様にアドウェイズのスマートフォンアプリ向け効果測定ツール「PartyTrack」とインモビのアドネットワークが連携を強化した。これによりCyberZとアドウェイズは、中立的でより安全かつ正確なアトリビューションを可能にする業界最高レベルのソリューションを広告主に提供できることになる。
「MTAP」Programは、インモビが、「F.O.X」や「PartyTrack」のように厳選された独立系モバイルアトリビューションプラットフォームを認定するパートナーシッププログラムで、2014年12月に開始した。アプリ開発者にとって、モバイルにおけるアトリビューション、コンバージョンのトラッキング、および広告キャンペーン成果のROIの測定は非常に重要な業務である一方、いくつかの課題を抱えるのが現状だ。その課題とは「デバイスを識別する為の情報は、OS/プラットフォームによって個別な生態系をもっている」「精度の低い識別情報は不正確なアトリビューションにつながる可能性がある」「絶えず進化するトラッキングテクノロジーの分野では、俊敏かつ確実な対応ができるパートナーとの連携が必須である」などが挙げられる。
「MTAP」Programは、これらの課題を解決するソリューションとして設計されている。「F.O.X」と「PartyTrack」は連携の強化により、より安全で信頼できる正確なアトリビューションを広告主に提供する。さらにユーザーLTV(顧客生涯価値)を基にした広告配信の最適化、広告リターゲティング機能、ネガティブターゲティング機能といったインモビの主要な機能を利用することが可能となり、コンバージョン率の改善、広告費のROIの最大化に貢献する。
なお、「F.O.X」と「PartyTrack」は、国内では初めての「MTAP」Programのインモビ認定パートナー。また海外では既にTune社のMobile App Tracking(MAT)、Kochava、Appsflyer、Adjust、米国のApsalar、中国の Talking Data & AdMasterなどをパートナーとして認定している。インモビは今後、日本における MTAP Program のパートナーの拡大に努めていく方針だ。