フジテレビとオルトプラス、新作『ダービーロード』のTVCMを明日より放映開始 井崎脩五郎さんと足立梨花さんが出演 天皇賞開催日にイベントも
フジテレビとオルトプラス<3672>は、本日(10月30日)、東京・お台場にあるフジテレビ本社で、『ダービーロード presented by みんなのKEIBA』の配信開始を記念して記者発表会を開催した。発表会には、競馬評論家の井崎脩五郎さん、女優の足立梨花さん、フジテレビコンテンツ事業局局長の山口真氏、フジテレビゲーム&インキュベーション部部長の種田慶郎氏が登壇し、テレビCMと東京・大阪で同時開催されるイベントについて発表を行った。
■『ダービーロード presented by みんなのKEIBA』とは
本作は、歴史に名を刻んだ名馬から現役の最強馬まで多数の実在馬と登場する競走馬育成シミュレーションゲーム。フジテレビならでは試みとして、スマホゲーム初となる実写レース映像が楽しめる機能を搭載した。記憶に残る名シーンの数々や、美麗な3Dグラフィックにより本物さながらのレースシーンが楽しめる。
まず、イベントの冒頭、山口氏が登壇して挨拶した。フジテレビのコンテンツ事業局は、インターネットとデジタル領域に力を入れているという。そのなかで、スマホ上で存在感を示すかが課題であり、その一環として、ゲームと動画に注力しているという。今回のタイトルは、地上波の番組と連動したゲームであり、どういった形でヒットさせるか、課題であり関心事であると述べた。リリース後、競馬ファンから熱い反応が届いているそうだ。
続いて、種田氏が登壇した。フジテレビは、例外的にゲーム事業に力を入れているテレビ局だが、直近では『ファントム オブ キル』など大ヒット作も生まれている。今回のタイトルは、競馬番組55年の歴史を持つフジテレビスポーツ局と、競馬ゲームで実績を持つオルトプラスのタッグとなる作品だが、事前登録で20万人を突破するなど手応えも上々であると語った。
続いてゲストとして、井崎さんと足立さんが登場した。足立さんはなんとあの名馬「ディープインパクト」の勝負服で登場した。ゲームを紹介するムービーが流れた後、競馬を勉強中という足立さんは、「実写と3Dの組み合わせはなかなかなく、きれいで遊んでいて楽しい。さくさく進んで、ストレスなく遊べる。ゲームを通じて馬の名前や競馬の仕組みを覚えたい」とコメントした。
また、井崎さんは、競馬ゲームをきっかけとして、競馬の世界に入った競馬関係者に多く出会った話を紹介した。井崎さん自身も資料として競馬ゲームを買い集めているそうだが、今回のゲームをきっかけとして、競馬の世界に興味を持ったり、実際に競馬を見たり、競馬場に足を運んだりしてくれる嬉しいと、競馬界全体にプラスの影響をもたらすことに期待を示した。
ここで武豊騎手とオリビエ・ペリエ騎手からのビデオメッセージが上映された。2人とも競馬ゲームの魅力を紹介するとともに、ゲーム内ではぜひ自分に騎乗依頼をして欲しいとアピールした。
また、井崎さんと足立さんもゲーム内に登場する。井崎さんは「ゲーム内でも予想が当たらない設定になっているのでは」と冗談をいって会場の笑いを誘った。足立さんは、ゲーム内ではナビゲーターとしてプレイヤーにゲームプレイの紹介を行う役割を担うとのこと。
■10月31日より井崎さん・足立さん主演のテレビCMを放映
リリースされたばかりの『ダービーロード』だが、早くも10月31日より、早くもテレビCMが放映される予定だ。テレビCMには、井崎さんと梨花さんが出演し、コミカルな演技でゲームの魅力を伝えるものとなっている。まず、「ケータイ持ってないもん」編に続き、年末にかけて新作が続々と放映される予定だ。
テレビCMをご覧になるとわかるが、井崎さんはテレビCM内だけでなく、実際に携帯電話をもっていないそうだ。自宅の電話は鳴らない設定となっており、連絡はすべてFAXで行っているという。司会の福原直英さんは、このため井崎さんがフジテレビに到着したことは誰もわからず、局内に流れた目撃情報から迎えに行くことができた、という裏話を披露した。
■リアルイベントも開催 天皇賞秋の注目馬は「ショウナンパンドラ」
このほか、11月1日の天皇賞の日に、東京競馬場・大阪梅田ビッグマンにおいて、ゲームのリリースを記念したキャンペーンを開催する。各会場では、ゲームのダウンロード画面をスタッフに提示すると、もれなく素敵な景品がプレゼントされるという。さらに、クオカードが当たる抽選会も行われるそうだ。
さて、ここで突然、天皇賞秋が注目馬の話題となった。井崎さんは、7枠13番「ショウナンパンドラ」をあげた。データや血統などに基づくものではなく、同じ秋の付くG1レースである秋華賞に出た「サイン」に注目したという。足立さんが「信用できないです(笑)」とコメントすると、「血統やデータを検討するよりも語呂合わせのほうが当たる。競馬はデータじゃないんです。」と返して会場に笑いが起こった。
最後に、フジテレビでは、今後、実際の競馬場でのキャンペーンのほかにも、様々なリアルイベントやテレビ局ならではの取り組みも行っていく考えを示した。またゲームについては、今後はプレイヤー同士のリアルタイム対戦なども導入していく考えもあるそうだ。競馬番組を55年放送してきたフジテレビと、競馬ゲームで豊富な実績・ノウハウを持つオルトプラスのタッグ。これからどういった展開を見せてくれるのか、大いに期待したい。
(編集部 木村英彦)
■関連サイト
(c)フジテレビジョン/AltPlus Inc.
会社情報
- 会社名
- 株式会社オルトプラス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役CEO 石井 武
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3672
会社情報
- 会社名
- 株式会社フジテレビジョン
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 宮内 正喜/代表取締役社長 港 浩一