アクセルマーク、15年9月期は営業益92%減の400万円に、経常・最終損益は赤字転落 オリジナル新作「ダージュ・オブ・ロア(仮)」を開発中

アクセルマーク<3624>は、本日(11月5日)、2015年9月期の連結決算を発表し、売上高30億7200万円(前の期比9.4%減)、営業利益400万円(同92.4%減)、経常損益100万円の赤字(前の期5300万円の黒字)、最終損益1億3000万円の赤字(同2000万円の黒字)だった。

 


モバイルゲーム事業
売上高14億9400万円(同14.2%減)、セグメント利益1億7000万円(同9.4%減)だった。1月にセガゲームスの協業タイトル「大乱闘!!ドラゴンパレード」をリリースし、3月にはディー・エヌ・エーとの協業タイトル「キングダム -英雄の系譜-」をリリースした。特に「キングダム -英雄の系譜-」は、原作となる漫画が5月にテレビ番組で特集されるなどの影響もあり好調に推移した。その他のタイトルは総じて伸び悩んだとのこと。また、利益面ではリリース前のネイティブゲームアプリへの投資に関してもリソースの集中を行ったことも影響したという。

広告事業
売上高11億8400万円(同4.4%増)、セグメント利益4900万円(同6.9%減)だった。主力であるスマートフォン向けアドネットワーク「ADroute」の販売の強化及び利益率の改善に努めたが、主要顧客の単価引き下げなどを背景に大きく伸長するには至らなかった。

コンテンツ事業
売上高3億9200万円(同24.0%減)、セグメント利益2200万円(同50.1%減)だった。スマートフォン向けコミック時間読みサービス「コミックルーム」のサービス拡大に努めたが、今後の収益性の観点から6月末にサービスを停止した。また、キャリアプラットフォームを対象としたサービス売上に関しても漸減傾向が続いたという。


 
■10~12月期の業績見通し

2016年9月通期の業績予想は非開示。第1四半期(10~12月期)は、売上高6億6000万円(前年同期比13.3%減)、営業損益6500万円の赤字(前年同期3000万円の赤字)、経常損益6600万円の赤字(同3300万円の赤字)、最終損益6700万円の赤字(同5100万円の赤字)と減収・赤字幅拡大を見込む。

 


モバイルゲーム事業における運用中2タイ トルのサービス終了と、完全オリジナルタイトルとして開発中の「ダージュ・オブ・ロア(仮)」のリリースに向けたリソースの集中と外注費やプロモーション費用の増加、広告事業における新商品「BRAND SCREEN」が収益貢献段階ではなく拡販投資段階であることを勘案して算出したとのこと。
アクセルマーク株式会社
http://www.axelmark.co.jp/

会社情報

会社名
アクセルマーク株式会社
設立
1994年3月
代表者
代表取締役社長 松川 裕史
決算期
9月
直近業績
売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3624
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