12月22日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅ながら3日続落となり、前日比29.32円安の1万8886.70円で取引を終えた。休日控えで手控えムードが強いほか、海外もクリスマス休暇となっており、方向感に乏しい展開となった。
そうした中でゲーム関連株も動きの鈍い銘柄が目立つ展開となったが、異彩を放つ動きを見せたのが、前日(12月21日)に上場したばかりのマイネット<3928>だ。マイネットは、朝方は前日に続き、その成長期待から買いが先行する展開となり、前場引け段階ではストップ高まで買われた。しかし、後場に入ると、足の速い資金が逃げる格好となり、結局は前日比マイナスでこの日の取引を終えた。
なお、ゲーム株全般を見渡しても小安い銘柄が多く、アクセルマーク<3624>がプラス圏を維持して着地したのが目立つ程度となっている。
半面、gumi<3903>やenish<3667>、オルトプラス<3672>、KLab<3656>、ドリコム<3793>、アエリア<3758>、Aiming<3911>などが年初来安値を更新するなど引き続き軟調なほか、新作『ブラックナイト ストライカーズ』の配信時期を2016年1月に延期(関連記事)したミクシィ<2121>など主力株も総じてさえない。
なお、前日に買われたサイバーステップ<3810>は利益確定の売りに押された。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928