【イベント】劇場版アニメ『KING OF PRISM by PrettyRhythm』初日舞台挨拶の様子をレポート　「男子レベルを超えた」胸キュン❤︎表現が散りばめられた劇場アニメ作品、菱田監督は次回作に意欲

エイベックス・ピクチャーズは、1月9日より劇場版アニメ『KING OF PRISM by PrettyRhythm』を、全国の映画館で公開している。

『KING OF PRISM by PrettyRhythm』は、2011年4月から2014年3月まで放送された、TVアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』より誕生したボーイズユニット「Over The Rainbow」と、その後輩に当たる「エーデルローズ」の新入生達をフィーチャーしたストーリーの劇場アニメだ。

本稿では、公開初日1月9日に新宿バルト9にて行われた、公開初日舞台挨拶の様子をお伝えしよう。

今回の舞台挨拶に登場したのは、「エーデルローズ」の新入生達である「一条シン」、「香賀美タイガ」、「鷹梁ミナト」、「西園寺レオ」、「涼野ユウ」を演じた、寺島惇太さん、畠中祐さん、五十嵐雅さん、永塚拓馬さん、内田雄馬さんキャスト陣5人と、本作の監督である菱田正和さんだ。

 

■各キャストが演じたキャラクターについて語る

まず最初の話題として、それぞれ演じたキャラクターについて語ってくれた。


寺島さんは、「一条シン」について、「Over The Rainbow（通称：オバレ）」のぶっ飛んだプリズムショーをみて、開始5分で膝が崩れ落ちる、となかなかの体験をしているが、これからどんな活躍をするか楽しみなキャラクターだと語った。また、「一条シン」はリアクションが大きめのキャラクターなので、監督からは、全身で思春期の初めての体験を表現してほしいと指導があったことを明かした。それを聞いた、菱田監督は、「やっぱ男の子ですからねえ。」と、意味深なコメントを残した。


畠中さんは、「香賀美タイガ」について、ストリートのカリスマである「Over The Rainbow」の「仁科カヅキ」にすごいあこがれを持っていて、それが故に、「なにチャラチャラしてるんっすか！！高架下で踊ってきたやろ！」という気持ちがある、となぜか関西弁で語っており、周りのキャスト陣からツッコミを入れられていた。「香賀美タイガ」についてなのか、畠中さんからの「仁科カヅキ」への言葉だか分からなくなるほど、「香賀美タイガ」というキャラクターに思い入れがあるようだ。


五十嵐さんは、「鷹梁ミナト」について、刺激的な仲間が多い中で、包み込むような優しさがあると語った。また、「Over The Rainbow」の「神浜コウジ」譲りのお料理好きのキャラクターのため、お料理のシーンを注目してほしいと話し、さらに、この作品がきっかけでお料理の通信講座を始めたことを明かした。


永塚さんは、「西園寺レオ」について、弟系だと思っていたら、登場シーンから妹系だったと話し、ここでも監督のこだわりがつまっているので、注目して観て欲しいと語った。どうやら「西園寺レオ」は本作の”ヒロイン”らしく、またまた菱田監督から、「男の子ですからねえ。」とコメントがあった。さらに、「一条シン」と「西園寺レオ」が初めて出会うシーンでは、寺島さんも監督から「女子と初めて接触した時の演技をしてほしい」と指導があったとのこと。男性しか出てこない映画なのだが、それゆえの「西園寺レオ」のヒロイン化なのだろうか。


内田さんは、「涼野ユウ」について、中二病だと一刀両断に語り会場を沸かせたお姉ちゃん譲りのツンデレで、家族思い、よく出来た弟キャラクターだと話し、さらに、「俺姉ちゃん2人いるんだぜ？」と、『プリティーリズム・レインボーライブ』のキャラクターとの関係も楽しく語ってくれた。

 

■キャストや監督が選ぶ本作の見所

次は、各キャスト、監督が選ぶ本作の見所についてのクロストークが行われ、それぞれ様々な見所をお話ししてくれた。

『KING OF PRISM by PrettyRhythm』には、キャラクターが裸になるシーンや、セクシーなダンスシーンが多く、キャラクターの脱ぎっぷりやダンスシーンを見所として多くのキャスト陣も監督もあげている。寺島さんは、「一条シン」が「太刀花ユキノジョウ」と「西園寺レオ」にお風呂でばったり遭遇するシーンを上げていて、男の子が3人お風呂に入ってるシーンでドキドキするとは・・・と困惑まじりで語った。また、菱田監督は、直球に「おしり」を見所として上げており、どのシーンのことを言っているのか、ぜひ探してみてほしい。

内田さんから登場したのは、「Over The Rainbow」のライブシーン。台本を読んでいた時には分からなかった驚きがあったらしい。さらに、キャスト陣からは「大和アレクサンダー」が人気のようで、内田さん、永塚さんが彼のシーンを見所としてあげていた。

すべての演出において、「男子レベルを超えた」表現をされているとし、演じたキャスト陣、監督にとってもどのシーンも見所としてオススメしたい内容になっているようだ。

 

■「次世代プリズムスタァ選抜総選挙」についてのクロストーク＆アピールタイム

現在『KING OF PRISM by PrettyRhythm』では、「次世代プリズムスタァ選抜総選挙」を行っている。「次世代プリズムスタァ選抜総選挙」は、本作中で行われる「プリズムキングカップ」と連動している投票イベントだ。1位になったキャラクターは、「プリズムキングカップ」にシード権付きで出場することができる。こちらのアピールをかねて、クロストークが行われたが・・・

結果を最初に書いてしまうと、キャスト陣で自身が演じたキャラクターを1位にしたいと話したのは五十嵐さんのみだった。「鷹梁ミナト」は、性格上あまり前に出てくるキャラクターではなく、五十嵐さんは、「鷹梁ミナト」の分まで宣伝部長としてがんばって行きたいと語った。

寺島さんは、劇中にドキドキさせられた「西園寺レオ」を1位にしたいとしており、周りから「あいつ目覚めちゃった？」とからかわれる一幕も。

畠中さんは、キャスト陣から人気の高い、「大和アレクサンダー」を推薦、永塚さんは「西園寺レオ」が崇拝している「太刀花ユキノジョウ」を上げ、内田さんは、謎が多いキャラクター「如月ルヰ」を1位にしたいとアピールした。

こういった選挙イベントでは、通常キャストは自身が演じたキャラクターを応援することが多いが、本作では、魅力的で良い意味でぶっとんだキャラクターが多く、キャスト陣からしても応援したくなるキャラクターが多岐にわたっているのだろう。

 

■キャスト陣、監督からのメッセージと、気になる続編について

 
舞台挨拶の最後に、キャスト陣と監督からメッセージが贈られた。

まず、菱田監督は、「かなり面白かったんじゃないかと思っている」と、1度だけでなく何度も劇場に足を運んで欲しい作品だと語った。また、キャスト陣からは、本作は賑やかで、まっすぐで笑えるけどきれいなものが入ってくる作品だとの声が上がり、さらに、これからも『KING OF PRISM』を盛り上げるためにも是非とも次回作を期待していると全員から力強いメッセージがあった。

菱田監督の中には、次回作の構想はもうすでに存在しており、そちらをまた映像で見るために、キャスト陣も観客も含めて応援をして行こうと、次回作に意欲的な形で締めくくった。

 

■公開に伴い新たな画面写真が公開！

また、『KING OF PRISM by PrettyRhythm』の公開に伴い、新たに本作の画面写真が22枚公開された。
 
また、全国の劇場にて、コスプレOK！声援OK！アフレコOK！「愛をいっぱい届けよう！プリズムスタァ応援上映」を実施する。この上映回では、コールや応援など、本当のライブを観るように盛り上がることができるイベントで、字幕シーンについてはキャラクターになりきって生アフレコをすることも可能だ。気になる実施映画館、時間等は『KING OF PRISM by PrettyRhythm』の公式サイトでチェックをしよう。

 
▼1週目 プリズムチェンジ☆クリアファイル。表面はKING OF PRISM本編中先行場面写となる。裏面は、前売り券正装Ver.を入れると白タキシード姿になる。

▼2週目 描き下ろしOver The Rainbow色紙風ミニカード

▼3週目 名シーンフィルムしおり ※いずれもなくなり次第、販売終了となる。


 
公開日：2016年1月9日（土）新宿バルト他全国ロードショー
キャッチコピー：虹の先をこえてゆけ！
原作：タカラトミーアーツ／シンソフィア
監督：菱田正和
脚本：青葉 譲
CGディレクター：乙部善弘
キャラクター原案＆デザイン：松浦麻衣
プリズムショー演出：京極尚彦
制作：タツノコプロ
配給：エイベックス・ピクチャーズ株式会社
協賛：株式会社タカラトミーアーツ
製作：キングオブプリズム製作委員会


神浜コウジ：柿原徹也
速水ヒロ：前野智昭
仁科カヅキ：増田俊樹

一条シン：寺島惇太
太刀花ユキノジョウ：斉藤壮馬
香賀美タイガ：畠中 祐
十王院カケル：八代 拓
鷹梁ミナト：五十嵐雅
西園寺レオ：永塚拓馬
涼野ユウ：内田雄馬
管理人：浪川大輔

如月ルヰ：蒼井翔太
大和アレクサンダー：武内駿輔
法月 仁：三木眞一郎

製作年：2016年
製作国：日本
上映分数：58分


   

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