トランスコスモス<9715>は、ジーニーが開発などを行うアプリマーケティング向けデータプラットフォーム「Geniee DMP for App」の提供を開始した。
スマートフォン広告市場は引き続き大きく成長することが見込まれている。トランスコスモスはアプリマーケティング関連のサービスの拡充と専任スタッフの育成を進めており、今回アプリマーケティング向けデータマネジメントプラットフォーム「Geniee DMP for App」の提供を開始した。
「Geniee DMP for App」は、アプリマーケティングに必要なデータの蓄積・分析・統合、広告配信プラットフォームやプッシュ通知などとの連携に対応したデータプラットフォーム。アプリにSDKを導入するだけで、起動率・継続率などのアプリ使用頻度や、アプリ内課金・各種イベント接触数などの基本的なKPIの計測に加え、マネタイズ分析、インプレッション収益(広告表示回数1,000回あたりの見積もり収益額)の最適化機能により、どのアドネットワークに広告出稿すると広告収益が最大化するかを可視化することができる。
また、「Geniee DMP for App」に蓄積された広告ID(IDFA、AID)をセグメント化し、広告配信プラットフォームなどへのデータのフィードが容易に行える。例えば、課金していないユーザーや1週間起動していないユーザーなどのセグメントが可能となり、これにより、休眠ユーザーの掘り起こし、既存ユーザーの継続率向上や購入・課金促進など、より効果的なリテンション広告配信を支援する。
▼株式会社ジーニー 代表取締役社長 工藤智昭氏コメント
「アプリ事業者の収益を最大化するためにGeniee DMP for Appの開発を進めています。トランスコスモスとはASEAN地域でSSP事業を提供するSimba Digital Pte Ltdの設立など良好なパートナーシップを保っており、このサービスをトランスコスモスを通じて提供できることを喜ばしく思います」
会社情報
- 会社名
- トランスコスモス株式会社
- 設立
- 1985年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 奥田 昌孝/代表取締役共同社長 石見 浩一/牟田 正明/代表取締役 副社長執行役員 髙野 雅年/神谷 健志
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9715