【イベント】ミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞~写真たっぷりでレポート!パワーアップした「刀剣男士team三条with加州清光」‼︎
ネルケプランニングは、本日5月27日より、ミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞~の公演を、東京AiiA 2.5Theaterにて行う。
ミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞~は、DMMゲームズとニトロプラスのPC・スマートフォン向けゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』をミュージカル化したもの。昨年10月には本公演に先駆けてトライアル公演が上演され、大反響のうちに幕を閉じた。
刀剣男士と、その元の持ち主であった歴史上の人物、源義経や弁慶の思いが交差する切ないストーリーが展開される1部と、そんな刀剣男士達が現代(2016年)の日本にて歌って踊るライブが展開される2部の構成が話題になったトライアル公演を経て、ついに本公演であるミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞~が開幕する。
キャストは、『刀剣乱舞-ONLINE-』のアイコン的な刀剣男士、天下五剣は一振り「三日月宗近」を演じるのは黒羽麻璃央さん、稲荷明神の援助によって作ったと伝わる太刀「小狐丸」には北園 涼さん、石切劔箭神社に奉納されている大太刀「石切丸」を演じるのは崎山つばささん、武蔵坊弁慶とともに999の刀を狩った薙刀「岩融」には佐伯大地さん、源義経の守り刀であった「今剣」には大平峻也さん、上記5振りとは刀派が異なり沖田総司が使用していたとされる打刀で、マイペースな三条派5振りを率いる隊長「加州清光」は佐藤流司さんが演じる。
本稿では、本公演に先駆けて行われた刀剣男士6振りによる囲み取材とゲネプロの様子をレポートする。
また、下記記事では撮り下ろしゲネプロのムービーも掲載しているのでそちらも注目してほしい。
【イベント・動画】ミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞~ ゲネプロの様子を動画で紹介!新曲も収録‼︎
■「審神者の皆様の第一部隊でありたい」…公演に先駆けて行われた囲み取材
ゲネプロに先駆けて行われた囲み取材では、刀剣男士である「三日月宗近」役黒羽麻璃央さん、「小狐丸」役北園 涼さん、「石切丸」役崎山つばささん、「岩融」役佐伯大地さん、「今剣」役大平峻也さん、「加州清光」役佐藤流司さんに、演出家である茅野イサム氏が登場した。
それぞれ開幕を迎えてのお気持ち聞かれた刀剣男士。
黒羽さんは、演出家である茅野氏に顔合わせの際に「君たちはずっと俺の第一部隊だから」とお話があったと明かし、審神者のみなさまにもそのように思ってもらえたら幸せだと語った。
北園さんは、前回にあたるトライアル公演にて悔しい思いをした部分があったと明かし、その気持ちを胸に本公演ではトライアル公演以上の「小狐丸」を表現できたらと話した。
崎山さんは、現在行われている伊勢志摩サミットに触れ、世界が日本に注目しているタイミングで、日本の誇りである刀剣を世界に発信できるよう全身全霊で演じると意気込みを語った。
佐伯さんは、トライアル公演から半年、カンパニー一同が本公園を楽しみにしていたと話し、より強固になったチームワークを公演中に見せつけると話した。
大平さんは、トライアル公演よりストーリーに重みが増したと話、全力て突き進んでいくと語った。
佐藤さんは、隊長としての責任を感じながらのトライアル公演を経て、この半年間キャストそれぞれ成長してきたと話し、三条らしく自由なところといった、トライアル以上の人間ドラマが見せられたらと話した。また、刀剣達が戦以外でどんな戦い方をするのか、どれだけ成長したのかを見せていきたいと語った。
演出家の茅野氏は、本公演の見所を聞かれ、トライアル公演を経て、それを一度全部分解し、磨きなおしてきたとし、舞台セットや映像等も変わっており、ミュージカルシーンも増えており、ブラッシュアップを行ったと明かした。刀剣男士それぞれの戦闘力が高くなった部分、演技、ダンス、殺陣、歌にも注目して欲しいと話した。この様子を原作のゲームである『刀剣乱舞-ONLINE-』のシステムに例え、トライアル公演ではレベル50位だった刀剣男士達であったが、この本公演ではレベル80、そして本公演を行っていく過程でカンストを目指して欲しいとした。
この後、ネルケプランニングの松田氏より、このミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞~について2つの発表があった。まず一つは、刀剣男士 team三条 with加州清光による1stアルバムの発売が決定したこと、もう一つは、同じく刀剣男士 team三条 with加州清光によるミュージカル『刀剣乱舞』公式ファンサイトプレミアム会員限定のLIVEの開催が決定したことだ。
詳細については、下記記事を参照して欲しい。
ネルケプランニング、ミュージカル『刀剣乱舞』〜阿津賀志山異聞〜1stアルバムの発売および公式ファンサイトプレミアム会員限定LIVEの開催決定!
■さらにパワーアップした刀剣男士たちの戦いを刮目せよ!
第1部では、トライアル公演と同じように、源義経と弁慶、その懐刀や薙刀であった刀剣男士の「今剣」と「岩融」の物語、そして同じ刀剣男士で仲間である「三日月宗近」「小狐丸」「石切丸」「加州清光」達の関係性が描かれる。
トライアル公演とストーリーの流れは大まかには一緒にはなるが、大きく違っているものの一つが、刀剣男士一振り一振りの心情描写が細かくなったところで、各刀剣男士の演じ方も若干異なっている。特に「小狐丸」、「石切丸」の「加州清光」に対する接し方や、「小狐丸」はトライアルでは若干突き放したような雰囲気があったが、本公演では母親のような雰囲気で見守り、「石切丸」はセリフの端々に穏やかな口調ではあるが厳しさをにじませ、まるで父親のように「加州清光」に接する。
また、「今剣」と「岩融」の元の主に対する思いも、源義経と弁慶とのやりとりのシーンでの言葉、そして「三日月宗近」との斬り合い等でのセリフで補完され、彼らの気持ちがより分かりやすく表現されている。
また、トライアル公演と違った最大の部分といえばやはりミュージカルシーンが増えたところだろう。そのことでよりエンターテイメント性が増している。また、源義経との戦いの最中、刀剣男士全員で歌う「おぼえている」では、「今剣」やだけではなく、各刀剣男士が元の主に思いを馳せているような雰囲気があり、胸にグッとくるものがあり、今回のストーリーのメインの刀剣男士だけでなくそれ以外の刀剣の過去にも思いを馳せることができる。
話の大まかな流れとしてはトライアル公演と同じにはなるが、トライアル公演のDVDをすり切れるほど見た人でも、また新たな気持ちで楽しむことができる本公演。ぜひ、劇場に足を運んで体験して欲しい。
セットリスト
・「刀剣乱舞」刀剣男士6人
・「勝利の旗」刀剣男士6人
・「戦うモノの鎮魂歌ーレクイエムー』刀剣男士6人
・「きらきら」 今剣
・「うたたかの子守唄」 小狐丸、石切丸(新曲)
・「名残月」 岩融
・「返歌 名残月」三日月宗近
・「矛盾という名の蕾」加州清光、石切丸(新曲)
・「おぼえている」刀剣男士6人(新曲)
・「キミの詩」刀剣男士6人
■大盛り上がり間違いなしのライブパート
ミュージカル『刀剣乱舞』の魅力といえば、本編であるミュージカルだけでなく、ライブが楽しめることもあるだろう。このライブ、今回はさらにパワーアップしパフォーマンスされる。
まず、アンサンブルの衣装がバージョンアップし、より近未来的になった。(2016年の日本的に)また、刀剣男士が歌う曲も新曲が3曲も登場。全員で歌う明るい「描いていた未来へ」や、会場全員で振りを付けて楽しむことができる「えおえおあ」 、「三日月宗近」によるバラード曲「Endless Night」が追加されている。
トライアルで大人気だった「mistake」が装い新たに登場、もちろん、回替わりの曲(ゲネプロ時は「大袈裟」)や、弁慶や源義経らによる和太鼓が印象的な「漢道」もパフォーマンスされる。「漢道」では、観客が「弁慶さまーーー」と叫ぶシーンもあり、さらに刀剣男士6人の衣装も最高潮に薄くなっていることからライブシーンで一番盛り上がる曲となるだろう。
セットリストは以下の通り。メインでパフォーマンスをする刀剣男士についても記入しておくので、応援グッズのキンブレの色設定等に役立ててほしい。
・「mistake」 刀剣男士6人
・「描いていた未来へ」刀剣男士6人(新曲)
・「えおえおあ」 小狐丸、石切丸、岩融、今剣(新曲)
・「Endless Night」三日月宗近(新曲)
・「解けない魔法」 加州清光
・「Love Story」「まばたき」「大袈裟」 刀剣男士6人 (回替わり)
・「漢道」 刀剣男士6人、義経・頼朝・泰衡、弁慶が和太鼓を担当
こちらのライブパートでは、ペンライト・サイリウムと団扇、扇子による応援が可能となっている。ペンライトとサイリウムは30cmまでで1人6本まで、団扇、扇子は面の部分(持手を含まない)が30cmまでとなっている。ペンライトについてはオリジナルグッズとして劇場でも販売されているのでこちらの購入を検討するのも良いだろう。また、団扇、扇子についてライブ中に持つことが出来るのが1枚とのことなので、例えば各キャラ分のうちわを持ち込み、応援の都度交換することが可能だ。応援グッズは自身の胸のあたりで持ち、頭より上げる等の、他の方々の視界を遮るような行為はNGだ。気持ちは大きく、振りは小さく、マナーを守って楽しく刀剣男士達を応援しよう。
【公演概要】
ミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞~
原案「刀剣乱舞-ONLINE-」より (DMMゲームズ/Nitroplus)
演出:茅野イサム
脚本:御笠ノ忠次
振付:本山新之助
出演
<三日月宗近役> 黒羽麻璃央
<小狐丸役> 北園 涼
<石切丸役> 崎山つばさ
<岩融役> 佐伯大地
<今剣役> 大平峻也
<加州清光役> 佐藤流司
<武蔵坊弁慶役> 田中しげ美
<源 義経役> 荒木健太朗
<源 頼朝役> 奥野正明
<藤原泰衡役> 加古臨王
ほか
公演日時
東京:2016/5/27[金]~6/12[日] AiiA 2.5 Theater Tokyo
大阪:2016/6/17[金]~6/19[日] 森ノ宮ピロティホール
京都:2016/6/23[木]~6/26[日] 京都劇場
料金(税込):全席指定¥8,800
■関連サイト
(C)2015 ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会
会社情報
- 会社名
- DMM GAMES(EXNOA)
会社情報
- 会社名
- 株式会社ニトロプラス
- 設立
- 2000年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 小坂 崇氣
会社情報
- 会社名
- ネルケプランニング