サイバーエージェント、16年9月期ゲーム事業は営業益70%増の304億円に大幅増…デレステ、グラブル貢献、Shadowverseが新たなヒット作品に
サイバーエージェント<4751>は、本日(10月27日)、東京都内で証券アナリスト・機関投資家向け決算説明会を開催し、2016年9月期のゲーム事業の売上高が前の期比70.3%増の1226億円、営業利益が70.3%増の304億円と大きく伸び、過去最高を記録したことを明らかにした。
『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』や『グランブルーファンタジー』『戦国炎舞』など主力タイトルが年間を通して活躍したことに加え、Cygamesの新作『Shadowverse』がヒットしたことが主な要因だったようだ。各年度のゲームがミルフィーユのように積み上がりながら伸びているという。
四半期ベースでみると、第4四半期(7~9月期)のゲーム事業の売上高は前四半期比12.7%増の345億円と過去最高を記録したものの、営業利益は9.6%減の75億円と減益だった。これは広告宣伝費を「思い切って使った」(藤田晋社長)ためとのこと。とはいえ、営業利益は四半期ベースで過去3番目に大きい規模となる。
サイバーエージェントグループの市場シェアも順調に拡大している。藤田社長は、「アプリ市場の残存者利益を取る存在になるには、体力とノウハウが不可欠とコメントしたが、当社はそれを取れる1社になったのではないか」と述べた。
なお、2017年9月期の営業利益予想は前期比11.3%減の280億円と減益を予想している。藤田社長は、「事業の性質上、コンサバ(保守的)に見ているため。ゲーム事業は落ち込んでいるわけではなく、むしろますます上がっていきそうな勢いだ」と補足し、足下の状況は順調であると強調した。
『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』や『グランブルーファンタジー』『戦国炎舞』など主力タイトルが年間を通して活躍したことに加え、Cygamesの新作『Shadowverse』がヒットしたことが主な要因だったようだ。各年度のゲームがミルフィーユのように積み上がりながら伸びているという。
四半期ベースでみると、第4四半期(7~9月期)のゲーム事業の売上高は前四半期比12.7%増の345億円と過去最高を記録したものの、営業利益は9.6%減の75億円と減益だった。これは広告宣伝費を「思い切って使った」(藤田晋社長)ためとのこと。とはいえ、営業利益は四半期ベースで過去3番目に大きい規模となる。
サイバーエージェントグループの市場シェアも順調に拡大している。藤田社長は、「アプリ市場の残存者利益を取る存在になるには、体力とノウハウが不可欠とコメントしたが、当社はそれを取れる1社になったのではないか」と述べた。
なお、2017年9月期の営業利益予想は前期比11.3%減の280億円と減益を予想している。藤田社長は、「事業の性質上、コンサバ(保守的)に見ているため。ゲーム事業は落ち込んでいるわけではなく、むしろますます上がっていきそうな勢いだ」と補足し、足下の状況は順調であると強調した。
(編集部 木村英彦)
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高8029億9600万円、営業利益418億4300万円、経常利益414億7500万円、最終利益162億4600万円(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751