エコノミックインデックス、Twitterの投稿情報をAIが解析して可視化するクラウドサービス「Reaction Monitor」を提供開始
クリーク・アンド・リバー社<4763>は、グループ企業でデータ情報分析サービス事業を展開するエコノミックインデックス(EI社)が、Twitterに投稿された情報を人工知能(AI)が解析して可視化するクラウドサービス「Reaction Monitor(リアクションモニター)」の提供を開始したことを発表した。
昨今、TwitterやFacebookなどソーシャルメディアの台頭により、企業は商品やサービスなどを取り上げた記事だけではなく、その先の消費者の反応までを把握することが広報効果を知るうえで重要と考えられるようになっている。「Reaction Monitor」は、気になるキーワードのTwitter上での拡散状況を、年齢層・性別・感情やその変化・共起したキーワードなどを可視化することで、マーケティングリサーチ、PR効果測定、自社や競合他社の調査など、幅広くビジネスに活用できるソーシャルメディア分析ツールとなっている。
「キーワードリサーチをもっと身近に。もっと簡単に」をコンセプトに開発されたサービスで、自社名、製品名、ブランド名やタレントの名前など、どのようなキーワードでもつぶやき分析を行うことができる。Twitter上に投稿されたキーワードを含んだツイートを、EI社が独自に開発した人工知能(AI)が瞬時に解析。投稿者の年齢層・性別、感情(「ポジティブ」「ネガティブ」の割合)やその変化、共起したキーワードなど、さまざまな解析結果を提供する。グラフや図などを用いて分かりやすく可視化しているので、誰でも簡単に利用できるクラウドサービスとなっている。
EI社独自のビッグデータ分析基盤により、システム基本利用料(固定費)は無料。1キーワードあたり2,000円(税別)の従量課金制。また、オプションサービスとして、EI社のコンサルタントによる分析レポート(有料)も提供している。分析期間は要望に応じて指定できる。EI社は今後、解析対象のソーシャルメディアを追加するなど、さらなるReaction Monitorの機能拡充をしていく予定だ。
<「Reaction Monitor」概要>
◆サービス名
Reaction Monitor(リアクションモニター)
◆サービス開始日
2016年12月5日(月)
◆解析対象
*解析対象のSNSは今後、追加予定
◆価格
従量課金制
・システム基本利用料:無料
・1キーワード:2,000円(税別)
・オプション
簡易レポート:50,000円(税別)~
詳細レポート:200,000円(税別)~
◆分析項目
・トレンド
・属性(年齢/性別)
・感情(「ポジティブ」「ネガティブ」)
・リンク先/参照
・成分
◆サービスURL
http://www.re-moni.jp/
<「Reaction Monitor」活用例>
(1)キーワードにかかるインサイトの把握
リアクションモニターでは、自社製品、ブランド、一般的な単語やタレントの名前など、どのようなキーワードでも分析可能。分析対象キーワードを含むツイート数の推移や、その話題を見ることにより、具体的にどのような話題が多くの人の興味関心を集めているのか、知ることができる。また、興味関心を持っている人の分布が、若年層中心なのか高年層中心なのか、男性中心なのか女性中心なのか、話題はポジティブな内容が多いのかネガティブな内容が多いのか、といった概要を把握することができる。
(2)競合他社とのイメージ比較
自社製品名と他社製品名を分析対象キーワードとすることにより、それぞれのTwitterでの出現状況を比較し、より客観的な視点で消費者インサイトを探ることができる。他社の状況に関して、今まさにヒットしている施策についての手がかりを得ることができる。
(3)プレスリリース・イベント効果の分析
プレスリリースやイベントなどを実施した際に、その名前や内容に関するキーワードを分析対象とすることにより、それらの話題の拡散状況を把握できる。今後のプレスリリース・イベントの改善や、広報・マーケティング戦略の立案・見直しに活用できる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社クリーク・アンド・リバー社
- 設立
- 1990年3月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 井川 幸広/代表取締役社長COO 黒崎 淳
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高497億9900万円、営業利益41億300万円、経常利益41億3700万円、最終利益26億5800万円(2024年2月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4763