【ゲーム株概況(1/24)】マイネットが昨年来高値更新　サイバーステップがS安　個別材料株への循環物色が続く

1月24日の東京株式市場では、日経平均株価は続落。前日比103.04円安の1万8787.99円で取引を終えた。

トランプ米大統領が日米の自動車貿易が公平さに欠けるとコメントするなど、米国の保護主義的な姿勢への警戒感が高まり、ドル安・円高が進行、輸出関連株を中心に売り優勢の展開となった。日経平均は一時プラスに転じる場面もあったものの、先物主導で軟調となった。

こうしたなか、ゲーム関連株は一部銘柄に物色が集中した。マイネット<3928>が昨年来高値を更新するなど大幅高となったほか、イマジニア<4644>も買われた。またこの日アナリスト向け決算説明会を開催したシリコンスタジオ<3907>も期待感から買いが入ったようだ。他方、新作情報でここ最近急騰していたサイバーステップ<3810>が利食い売りに押され、ストップ安まで売り込まれた。

ここ最近、主力株の手詰まり感がでているなか、個人投資家の多い新興市場などでは、値動きの軽い銘柄や、出遅れ銘柄、材料株への循環物色が続いている模様だ。これが両極端な値動きをする銘柄が出ている背景とみられる。