HUG、17年3月期の連結業績予想を下方修正…クリエイティブ事業の受注の伸び悩みやIPビジネスのプロジェクトの今期中の収益計上が難しくなったため
ハーツユナイテッドグループ（HUG）<3676>は、2月17日、2017年3月期通期の連結業績予想の下方修正を発表、売上高は従来予想167億500万円から156億7700万円（増減率6.2％減）、営業利益は同25億7200万円から20億1300万円（同21.7％減）、経常利益は同25億7900万円から20億7400万円（同19.6％減）、当期純利益は同16億800万円から12億700万円（同24.9％減）に修正された。
グループのクリエイティブ事業において、レベニューシェアモデル案件の開発スケジュールの遅延の影響を受け、当初想定していた受注が伸び悩んだ。その一方、第3四半期より、新たなIP（知的財産）ビジネスのプロジェクトを推進しており、2017年2月6日の第3四半期決算の公表時点では、このプロジェクトの大幅な収益拡大を見込んでいた。しかし、直近の他社および相手先との交渉状況の進展に急な変更が生じたことから、この収益の第4四半期内における計上の不確実性が増したことと、その他の事業におけるシステム開発案件に係る開発需要が減少していることで、予想を下方修正した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社デジタルハーツホールディングス
- 設立
- 2013年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 宮澤 栄一／代表取締役社長CEO 筑紫 敏矢
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高365億1700万円、営業利益30億円、経常利益31億5200万円、最終利益7億9900万円（2023年3月期）
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3676