adjustは、2月16日 アプリ計測プラットフォーム「adjust」のアップデートを実施し、セグメントビルダー、コストデータ、ダイナミックタイムゾーン変更、毎時データ表示機能を追加した。これらの機能を追加することで、より詳細な広告効果の分析やピンポイントのリターゲティング、正確な広告のROI計測、世界各国の標準時に合わせたレポート表示、そして時間単位での細かいユーザー行動分析が可能となる。追加された機能の概要は以下のとおり（プレスリリースより）。
セグメントビルダー：ユーザーをセグメント化し適切なデータをエクスポート
ユーザーのセグメントを細かく定義することにより、ピンポイントで適切なデータを抽出・分析し、リターゲティングすることが可能となります。この機能では、管理画面上またはAPI経由でセグメントの絞り条件を定義し、条件を満たしているユーザーのみの広告IDのリストが抽出できるようになります。必要なデータだけをパートナーネットワークと共有することで、セグメント別のマーケティングキャンペーンをより気軽に実施することができます。
コストデータ：重要な指標ROI（投資利益率）の計測
adjustのコストデータAPIの公開により、パートナーネットワークからCPIデータを自動的に取得し、正確な広告のROIを可視化することができるようになります。25社のパートナーと既に繋込みしており、新しいネットワークパートナーとの連携を順次に進めています。Facebookのコストデータは先行で公開しています。
ダイナミックタイムゾーン変更： いつでも、どんなタイムゾーンでも動的な表示が可能に
adjustのタイムゾーン機能では、タイムゾーン設定を動的に変更することができます。例えば、各レポートのタイムゾーンをUTCからJST に切り替え、次のレポートをPSTに簡単に変更できます。これにより、世界各地のユーザーやパートナー企業、グローバルにキャンペーンを展開しているユーザーは、その地域の標準時に合わせて的確な広告効果の測定や投資が可能になります。
毎時のデータ表示：時間帯とユーザー行動の関連性を分析
タイムゾーンに加え、毎時のデータ表示への大幅な移行によって、時刻に関連した指標を表示することが可能となります。 夜型の人が朝型の人よりもROIに貢献しているのでしょうか？ ゲームのプロモーションに最適な午後の時間帯はあるのでしょうか？ 毎時間のデータを確認することにより、より詳細なユーザーの行動を分析を行い、効果的なリターゲティングをすることができるようになります。
なお、adjustは、ユーザーの行動分析、広告の効果測定、及びアプリ不正インストールの防止を可能にする総合的なアプリ計測プラットフォーム。adjust SDK搭載のアプリのアクティブユー ザーは世界で13億を超えており、グローバルで最も使用されている。
