【ゲーム株概況(4/17)】ゲームアプリの好調な銘柄に物色　アカツキがストップ高、グリーが年初来高値更新　好決算のサイバーステップは上げ幅縮小

4月17日の東京株式市場では、日経平均株価は5日ぶりの小反発。前日比19.63円高の1万8355.26円でこの日の取引を終えた。為替が1ドル＝108円台前半まで円高となったことが嫌気され、朝方は売り優勢となった。年初来安値を更新する場面もあったが、後場に入ってプラスに転じた。ただ、日米経済対話を明日に控えるなか、市場では模様眺め気分が広がり、売買代金は今年最低となった。

こうしたなか、ゲーム関連株は上昇する銘柄が目立った。まず、アカツキ<3932>がストップ高。同社とバンダイナムコエンターテインメントとの協業タイトル『ドラゴンボールＺ ドッカンバトル』が4月15日、米国App Store売上ランキングで初の首位を獲得したことが材料視されたようだ。

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グリー<3632>が年初来高値を更新した。子会社のWright Flyer Studiosの新作『アナザーエデン 時空を超える猫』がApp Storeに続いて、Google Playの売上ランキングでもTOP30入りを果たしたことが好感されているようだ。これ以外にも、新作『武器よさらば』がTOP50に入るなど好調ぶりが目立っている。

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サイバーステップ<3810>が朝方買われたが、売り買い一巡後は上げ幅を縮小し、一時マイナスになる場面もあった。前週末に第3四半期累計（6～2月期）の連結決算を発表し、売上高20億3800万円（前年同期比63.9％増）、営業利益2億2400万円（前年同期2億7400万円の赤字）と黒字転換に成功した。5月通期の業績予想をすでに上方修正していたこともあり、買いが続かなかったようだ。

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このほか、ヤマト運輸と「ロボネコヤマト」の実証実験を開始すると発表したディー・エヌ・エー（DeNA）<2432>や、MEMORYとの共同開発タイトル『LINE 大富豪』の事前登録を開始したイグニス<3689>なども高い。




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