スマホゲーム会社の雇用動向(18) 「AR performers」など新規事業にも注力するユークス…新日本プロレス売却に伴う減少から拡大傾向に

不定期連載として、スマートフォンゲーム会社の雇用動向にフォーカスしていく。第18回目となる今回は、スマホゲームの会社ではないが、『WWE』題材のプロレスゲームなどで知られるユークス<4334>を取り上げたい。

同社が有価証券報告書で開示している従業員数の推移は以下のとおり。これをみていくと、2012年1月期に従業員数が大きく減ったが、2012年1月に子会社だった新日本プロレスリングの株式をブシロードに売却したためとみられる。その後、回復傾向にあり、直近では258名まで増えた。

同社は、ゲームソフトやモバイルコンテンツの企画・開発、パチンコ・パチスロの画像開発といった事業に加えて、直近では新規事業として、オリジナルコンテンツ「AR performers」の展開を開始した。

 


 
(編集部 木村英彦)
株式会社ユークス
http://www.yukes.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ユークス
設立
1993年2月
代表者
代表取締役社長 谷口 行規
決算期
1月
直近業績
売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4334
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