ガンホー、「ガンホーフェスティバル2017」を開催 HTC VIVEを使った『パズドラクロスVR』を出展
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original/284952146592a54e0463460028.jpg)
ガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下、ガンホー)は、5月28日、幕張メッセにて、「ガンホーフェスティバル2017」を開催した。毎年恒例のライブステージ、ケリ姫キックチャレンジ、サモンズディスクゴルフ、ポリンの玉入れなど、全14アトラクションゲームやクレーンゲームなどが色々な方法で楽しむことができ、入場料も無料だ。
当日は、会場がある海浜幕張に向かう電車内では、パズドラをプレイしながら向かう人たち、施設内では早くから幅広い年齢のファンたちが会場に詰め掛け、大いに賑わっていた。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original/912722807592a54e735a4c0028.jpg)
▲午前中にもかかわらず物販ブースには長蛇の列が
また今年、特徴的だったのは、『パズドラクロスVR』コーナーだ。同コンテンツは、今回のフェスティバルのために3ヶ月ほどの期間で制作され、機器はHTC VIVEを使用している。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original/302909991592a54e140a070028.jpg)
プレイヤーは、アニメ『パズドラクロス』の世界に入り込み、現れる巨大モンスターを撃退するという内容だ。操作はVIVEコントローラーを地面に向け、すくうように上に向けることで、地中から様々なドロップが出現する。
現れたドロップをVIVEコントローラーのトリガーを使って集め、モンスターへの攻撃が発動する。『パズドラ』に触れていなくても操作にはすぐに慣れることができるはずだ。VR空間であのドロップが揃い攻撃時の効果音を聞くのは非常に心地良い。
![](https://i3.gamebiz.jp/images/original/1782641690592a54e5130b50028.jpg)
▲MR用に緑のクロマキと組み合わせて使用していたキネクトとVIVE TRACKER。
また2016年10月31日に開示した第3四半期の決算説明会資料では、新作パイプラインの一つとして、VR等新分野向けを発表している。
ガンホーのものづくりの姿勢から、面白いものができたらという点が念頭にあるため、明確なコンテンツが発表されているわけではない。また子供にもできるように一眼タイプでも研究も行っているとのことだ。同社の今後の展開に期待したい。
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765