PSVRと仮面ライダーエグゼイドがコラボ スペシャルVR映像コンテンツも企画…飯島寛騎さんがHMDを装着する一幕も


ソニー・インタラクティブエンターテイメントと劇場版『エグゼイド・キュウレンジャー』製作委員会は、6月5日、東京・多摩六都科学館のプラネタリウムにおいて「宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲」と「劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング」の製作発表会において、仮面ライダーエグゼイドとPlayStation VR(以下、PS VR)のコラボレーションをすると発表した。

仮面ライダーエグゼイドのモチーフは、「医療」と「ゲーム」だ。今回のコラボによって、「劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング」の劇中で、新ハード「幻夢VR」と「マイティクリエイターVRX」がソフトとして登場することが明かされた。
 

▲「劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング」の出演陣と監督

制作発表会では、「劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング」キャストの飯島寛騎さん、瀬戸利樹さん、松本享恭さん、松田るかさん、小野塚勇人さん、甲斐翔真さん、中澤監督らが登壇(順不同)。各々が今回の劇場版への意気込みを語った。また途中実際に主演を務める飯島寛騎さんがPS VRを装着する一幕もあった。

6月7日10時追記
*記事掲載当初、名前が中澤監督ではなく柴崎貴行監督となっておりました。お詫びして訂正を致します。


▲装着したPSVRは専用機としてのカラーリングが施されている

主人公の宝生永夢が装着しているヘッドギア「幻夢VR」は、仮面ライダーエグゼイド・クリエイターゲーマーに変身するためのキーアイテムで、「幻夢VR」はPS VRがモチーフになっている。また併せて360°映像がPS VRでも実際に体験できるスペシャル映像コンテンツとしてリリースに向けて準備を行っているという。
 

実際に飯島さんは、今回のコラボがあるまでVRの存在は知っていたが、自分には馴染みがなく付けたことがなかったそうだ。初めて体験したその感想は「そこはもう新世界で、顔を向けた方にも映像があった」ということに驚いたようだ。
 

▲装着した姿は"ダフト・パンク"みたいとは 松田るか さん。

質疑応答では、もしVR体験ができるとしたらどんな事をしたいかという質問が挙がった。これに対して出演者陣は「動物がいる草原に行きたい」、「宇宙」、「ソンビのいる世界」、「ピラミッドの中を探検」、「女の子が出るゲームがしたい」、「ヒーローになりたい」、「蟻になって巣に入りたい」といった様々な意見を述べた。

ただし、「体験したことがないので全部想像の話ですが」という前置きが出るなど、まだまだVR体験をしたことがない人が多いという印象だ。
 

最後に主演の飯島寛騎さんより、仮面ライダーエグゼイドの作品としては最後になるが、治療が難しい病気に挑むドクターらしい物語であると語り、「実際の病気の人達に勇気を与えることができれば」と思いながら出演者は撮影に挑んだ。8月5日の公開を楽しみにしていると締めくくった。
 

公式サイト