9月21~24日までの期間、千葉県・幕張メッセにて開催されている「東京ゲームショウ2017(以下 TGS2017)」。
本稿では、23日に実施された、『ポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛』ステージの模様をレポートしていく。
■『ポポロクロイス物語』とは
作家:田森庸介氏が1978年に漫画作品として発表し、これを原作に1996年ゲーム化、1998年TVアニメ化された冒険物語。ポポロ作品の、愛、友情、思いやりをテーマにしたストーリーは、心あたたまる物語として多くの人々の共感を得てきた。
今回の最新作は、「ポポロ」らしさはもちろんのこと、大人に成長する「王子ピエトロ」と「森の魔女ナルシア」が大きな使命に立ち向かう姿を3Dで描いた、愛と友情の感動物語となっている。個性豊かな3Dキャラクターが、迫力のバトルやボリュームたっぷりストーリーイベントで物語を紡いでいく。
作家:田森庸介氏が1978年に漫画作品として発表し、これを原作に1996年ゲーム化、1998年TVアニメ化された冒険物語。ポポロ作品の、愛、友情、思いやりをテーマにしたストーリーは、心あたたまる物語として多くの人々の共感を得てきた。
今回の最新作は、「ポポロ」らしさはもちろんのこと、大人に成長する「王子ピエトロ」と「森の魔女ナルシア」が大きな使命に立ち向かう姿を3Dで描いた、愛と友情の感動物語となっている。個性豊かな3Dキャラクターが、迫力のバトルやボリュームたっぷりストーリーイベントで物語を紡いでいく。
■1作目から8年後の世界での物語
ステージが始まると、まずはMCアシスタントを務める竜瀬葵さん、お笑い芸人のロビンソンズが登壇。『ポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛』のティザームービーが上映された。
その後、『ポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛』の開発プロデューサー・原案・構成を担当するepicsの山元哲治氏、運営ディレクターを担当するセガゲームスの長島巨樹氏が登壇。本作の魅力や最新情報を発表した。
『ポポロクロイス物語』シリーズ8作目となる今作は、「はじめての物語から8年後」の世界を舞台に、スマートフォン向けRPGとして展開される。
▲成長したピエトロとナルシアの姿やボイスが公開された。
1作目から8年後の世界を題材として選んだ理由を問われた山元氏は「これまでのシリーズでは、ピエトロとナルシアがどのように結ばれたのかというプロセスが描かれていなかったので、いつかやりたいと思っていました。そこで今回、原作者の田森氏と相談し、8年後の世界を舞台にすることが決まりました」と答えた。
続いて、本作に登場する仲間たちをボイスと共に紹介。本作では、50人以上の登場人物が物語で活躍するとのこと。
●ガミガミ魔王(CV:大塚明夫)
●白騎士(CV:江原正士)
▲伝説の剣を探すため修行の旅を続ける騎士。ピエトロやナルシアとは幾度も旅を共にした昔からの仲間。
●ジルバ(CV:かない みか)
▲ロマナ王国の王女。小さな頃から舞踏を学んでいる。
●ココ・ドンペリオ(CV:中村悠一)
●トト・ゴンザレス(CV:杉田智和)
▲ココはポポロクロイス城に仕えているタキネン村出身の兵士。
トトは皆からは「ゴン」と呼ばれている。先祖の頃からポポロクロイス城の兵士の家系。
●ザマド(CV:阿部大樹)
●デイモス(CV:前内孝文)
▲ザマドはネクロシアの大地でモルブの神を信じ、世界を光で満たすために祈りを捧げてきた運命の祈り人。
山元氏のお気に入りは19歳となり今までと違った魅力を持つようになったナルシアと語る。長島氏はメルというキャラクターを推しており、会場ではボイスも公開された。
ここからは、本作で楽しめるシナリオ要素として「メインストーリー」「サイドストーリー」「ブレイブストーリー」が用意されていることを明かした。
▲メインストーリーでは、ピエトロとナルシアを中心に『ポポロクロイス物語』シリーズのテイストが満載となった冒険物語が展開されるとのこと。
▲サイドストーリーではザマドの物語が紡がれる。山元氏は「サイドストーリーだけで1本ゲームが作れるぐらいのボリュームがあります」と明かした。
本作では、同時期に彼らの運命を動かすような出来事が発生するという。それぞれの物語は進めていくうちに交錯していき、やがて世界中を揺るがす事件に発展していくとの話だった。ストーリーの見所を聞かれた山元氏は「ドラマチックでスリリングなストーリーラインが魅力です」と述べた。
さらに、ボリューム満載の「メインストーリー」「サイドストーリー」に加えて、各キャラに用意された「ブレイブストーリー」も搭載している。山元氏はリリースまでに100キャラ、1000イベントほどのボリュームを揃えられる予定であることを明かし、「量も凄いことになってはおりますが、内容の方も楽しんでいただきたい」とコメントした。
そのほか、本作にて起用されている主題歌「世界がかわるまで~ナルシアの涙と妖精の笛」を発表。本楽曲の作詞は山本氏が担当しており、曲中にはサブタイトルを「ナルシアの涙と妖精の笛」にした意図も隠されているという。
▲楽曲のイメージについて山元氏は「今回はピエトロとナルシアが大人の入り口に立っていろんな使命を受けることになる。その中でピエトロがナルシアを思いやる気持ちを表現している」と語った。
そのほか、今後の予定については、まず現在「『ポポロクロイス物語』の思い出を語ろうキャンペーン」を実施中。公式Twitterをフォローし、歴代シリーズの名シーンや名セリフを投稿した方の中から、抽選で10名にオリジナルTシャツをプレゼントする。
また、本日(9月23日)10時より、事前登録キャンペーンが開始されている。こちらのキャンペーンでは、事前登録者数5万人達成で「SR ナルシア」が全員にプレゼントされることが発表された。本作の情報については、今後も公式Twitterなどで随時公開していくとしてステージの締めとした。
▲ステージの最後には長島氏より、日本のほか、香港、マカオ、台湾でも同時リリースを予定していることが明かされた。
(取材・撮影 編集部:ドラゴン・リバー)
(文 編集部:山岡広樹)
■関連サイト
■『ポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛』
©Yohsuke Tamori ©SEGA
会社情報
- 会社名
- 株式会社セガ
- 設立
- 1960年6月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)