HTC VIVEの1部門であるVIVE Studiosは、12月初旬にリリースするファーストパーティ製タイトル2本を発表した。
一つは、アメリカ・サンフランシスコを拠点とする「2 Bears Studio」の物理ベースパズルゲーム『Super Puzzle Galaxy』だ。
もう一つは、Fantahorn Studiosの第二次世界大戦を舞台にしたマルチプレイ型シューティングゲーム『Front Defense: Heroes』となる。
発売それぞれクリスマスシーズンを前に発売となる予定だ。
■Super Puzzle Galaxy
VIVE Studioの処女作となったタイトル「Arcade Saga」開発の立役者、2 Bears Studioは、12月中旬に発売となる新作タイトル「Super Puzzle Galaxy」を発表した。
銀河の惑星を舞台に、プレイヤーは世界の地形を操作して、物理ベースのパズルを解くという内容だ。
砂やその他の物体を押したり引いたり、また操作したりすることで、プレイヤーはボールがゴールに到達する為の最短ルートを作ったり、新たなボールアビリティを開放したりすることでスコアを競う。
デフォルトでは、ランキングシステムと48のパズル面が用意されていますが、パズル面は今後さらに追加がある。
加えて、「Super Puzzle Galaxy」では、ゲーム内の編集モードでユーザー自身がパズルを作成でき、ゲームコミュニティーで共有することも可能だ。
「Super Puzzle Galaxy」は、Steamで12月初旬に価格9.99ドルで販売予定となり、また、新規タイトル発売開始の期間限定で75%オフの割引価格にて販売する。(日本円価格は未定)
2 Bears StudioのエグゼクティブプロデューサーDavid Sapienza氏は、次のように述べている。
「『Super Puzzle Galaxy』は、家族で楽しめて、プレイヤーの問題解決力やクリエイティブな力を試すことができる、臨場感あふれる優れたVRコンテンツを作りたいという思いから生まれました。ユーザー生成コンテンツを加えることは、コミュニティーを盛り上げる何かを創り出すという信条の核だったのです。また、『Super Puzzle Galaxy』はユニークなルームスケールVR体験を提供します。コミュニティーが作り出す、パズル面やルーブ・ゴールドバーグ・マシンのような仕掛けを非常に楽しみにしています。」
■Front Defense: Heroes
Fantahorn Studiosは、2作目のタイトル「Front Defense: Heroes」を発表。
このダイナミックなゲームは5対5のマルチプレーヤー型で、Fantahornの大人気ゲーム「Front Defense」をベースに作り出した。
プレイヤーは枢軸国軍か連合国軍を選択し、ゲームプレイの新鮮さや興奮を維持する複数のマップや装備、ゲームモード(旗取りゲーム、デスマッチ、防衛ミッション)を選択することが出来る。
Fantahornが「V-Move」と呼ばれるユニークな移動システムを世に送り出す最初のタイトルともなり、緊張感のあるオンラインバトルに戦略とドラマ性が加わる。
「Front Defense: Heroes」は、12月初旬にSteamとViveportで、プロモーション価格4.99ドルで販売を開始する。(日本円価格は未定)
Front DefenseプロデューサーのRiver Hoは、次のように述べている。
「私たちは『Front Defense』の経験をもとに『Front Defense: Heroes』を制作し、プレイヤーコミュニティーを形成し、すべてのマッチにおいて常に新たなチャレンジを提供します。ダイナミックなマルチプレイシューティングゲームとして、『Front Defense: Heroes』には、VRゲームの熟練者にとって重要な要素となるVR e-スポーツの要素を持たせてあります。」