ドワンゴ、第3四半期は「ニコニコ動画」が伸び営業益14%増益を達成

ドワンゴ<3715>は、本日(8月4日)、第3四半期累計(2010年10月~2011年6月期)の連結業績を発表し、売上高は前年同期比14.2%増の263億円となった。      主力のモバイル事業の売上高が会員数の減少に伴って減少したものの、「ニコニコ動画」を展開するポータル事業の売り上げが伸びたようだ。 「ニコニコ動画」の収益が伸びたことに加え、「着うた」の著作権使用料が減少したことなどが奏功し、営業利益は14.4%増の19億3600万円だった。 経常利益は、同3.1%増の18億2800万円と営業利益に比べて伸び率が低いが、これは寄付金として7700万円を計上したことによる。 また、四半期純利益は、法人税、住民税、事業税など税負担が発生したため、同24.2%減の12億4400万円だった。    ■2011年9月期の見通し 2011年9月期は、売上高350億円(前期比15.2%増)、営業利益15億4000万円(同18.9%減)、経常利益15億3000万円(同24.7%減)、当期純利益13億3000万円(同6.3%減)を見込む。