アドウェイズ<2489>は、本日(8月10日)、第1四半期(4月~6月期)の連結業績を発表し、売上高が前年同期比4.3%増の41億6400万円だった。
「JANet」などPC向けアフィリエイト広告が東日本大震災の影響でマイナスとなったものの、モバイル広告や海外でのアフィリエイト広告事業、ソーシャルゲームなどのコンテンツプロバイダ事業が伸びた。
特にモバイル広告については、IMJモバイルから買収した「VERSiON-M」の収益が寄与したほか、スマートフォンアプリ向け広告「AppDriver」の受注が伸び、売上高が15%増の30億2800万円だった。広告主は7.6%増の22834社、提携メディアは23.1%増の12万6414件となった。
また中国「CHANet」を中心とする海外事業も伸びている。日系企業や外資系企業、現地企業への営業を強化し、純広告やサイト制作などの取引高が増加し、売上高は前年同期比122%増の2億9900万円となった。セグメント損益も2900万円の黒字に転換した。
利益面では、営業利益は32.1%減の1億6200万円、経常利益が28.4%減の1億7100万円、四半期純利益が13.2%減の9400万円だった。スマートフォン広告に関する営業体制の強化や、海外向け人材の採用など、成長著しい分野の経費が増加したため。
2012年3月期の業績予想は非開示。東日本大震災の影響を精査し、確定次第速やかに発表する、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アドウェイズ
- 設立
- 2001年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 山田 翔
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2489