フェイス、ウェブマネーの売却益で今期純利益予想を443%増額-スマホに対応した事業構築を目指す

フェイス<4295>は、本日(8月10日)、2012年3月期の業績予想を修正し、売上高335億6000万円(前回予想970億円)、営業利益11億5000万円(同22億6000万円)、経常利益12億8000万円(同23億2000万円)、当期純利益63億円(同11億6000万円)とした。 従来予想との比較では、売上高が65.4%減、営業利益が49.1%減、経常利益が44.8%減、当期純利益が443.1%増となった。 保有していた連結子会社ウェブマネーの株式全てをKDDIに譲渡したことによって、ウェブマネーが連結対象でなくなるため、売上高、営業利益、経常利益が予想を下回る見通しになった。また、当期純利益については、ウェブマネー株式の売却に伴う特別利益を計上するため。 スマートフォンの普及に伴って業績面で苦戦する公式CPが増えているなか、同社では、株式売却によって得た資金を音楽コンテンツの流通の仕組み創りや、ス 『CHACHER』・『ピク☆mix』など新しいコンテンツなどコンテンツビジネスへの先行投資のほか、M&Aなどの施策に充当していく、としている。