タカラトミー、第1四半期は子会社RC2ののれん償却などで営業益78%減

タカラトミー<7867>は、本日(8月10日)、第1四半期(4~6月期)の連結業績は、売上高364億0600万円(前年同期比7.2%増)、営業利益3億3800万円(同78.6%減)、経常利益1600万円(同99.0%減)、四半期純利益2億0900万円(同86.7%減)だった。 同社では、RC2 Corporationの完全子会社化に加え、現代版ベーゴマの「メタルファイト ベイブレード」や「トランスフォーマー」関連商材の海外輸出が好調に推移したものの、海外輸出増加による売上原価率の上昇や、RC2 Corporation買収に伴うのれん償却などが発生したため、大幅な減益となった。 なお、国内では「ベイブレード」のブームは落ち着くとともに、トレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」の売り上げは減少したという。 2012年3月期は、売上高2000億円(前期比25.4%増)、営業利益117億円(同13.3%増)、経常利益107億円(同5.5%増)、当期純利益62億円(同30.5%減)を見込む。